チルドレン (講談社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #2725 / 本
- 発売日: 2007-05-15
- 版型: 文庫
- 347 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊坂 幸太郎
1971年千葉県生まれ。’95年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞を、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
伊坂流日常の謎
『日常の謎』的な作品5本が収められた連作短編集です.
中心となる人物の言動や性格,やや気取った雰囲気など,
登場人物や世界観がほかのそれらより丁寧に描かれていて,
ただの『日常の謎』でおわっていないのが楽しいところです.
また,連作なのですが順に繋がっているのではなく,
それぞれの作品の時間が前後しているのが特徴的です.
とはいうものの,繋がりをややこしく感じることはなく,
読んでいるうちに自然と気づき「ニヤリ」とさせられます.
ほかにも,全編をとおして絡んでくる父と子の関係や,
盲目の成年をめぐる少しチクリとさせられるやり取りと,
楽しいだけではない物語としての読みごたえもじゅうぶん.
短編ということもあって読みやすく,おすすめの1冊です.
おもしろかったです☆
ユーモアがちりばめられていて、めちゃおもしろかったです。
登場人物が個性的なのと、強盗事件や誘拐事件が起きるのに、なかなかシリアスでにはならない。
短編集だけど陣内を中心に全話繋がっていて、すらすらと読めるのにしっかり濃縮されていて読み応えがありました♪
陣内は「俺と一緒に世界が時間を止めた」と言っちゃうくらい、型破りで自己中で破天荒だけどなぜか憎めない不思議な人。それが、面白いし魅力的で、時々爽快で。最初は鼻持ちならない感じもしたけど、読んでる内に好きになりました。
読んだ後に気持ちがほっこりして、また読み返したくなりました☆
うざい!
と、思った。
陣内の存在が。
若気の至りとはいえ、周囲の見えないやつめ!
空気を読め!
と。
しかし、2本目の作品に出てくる陣内は、
同一人物でありながら、印象が違う。
いや、中身が変わっているわけではなく、
むしろ何にも変わってなかったんだろうな〜と思う。
1本目の作品では、陣内よりも鴨居や永瀬の存在を際立たせておいて、
実は全編の軸になっているのは陣内!という手法に
やられた!!!!!と思った。
そして最後は何故か陣内を人間的に好きになっていて、
またしてもやられた!!!!という感じがする。





