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鉄道員(ぽっぽや)/ラブ・レター (講談社文庫)

鉄道員(ぽっぽや)/ラブ・レター (講談社文庫)
By 浅田 次郎, ながやす 巧

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  • 発売日: 2004-06
  • 版型: 文庫
  • 290 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
感動の直木賞受賞作を漫画化
やさしい涙がとまらない
かつて炭鉱の町として栄えたが、今はさびれたローカル線の終点となった幌舞(ほろまい)駅。駅長の乙松(おとまつ)は、幼子を亡くした日も、妻と死別した夜も、独り駅を守り続けた。定年と廃線を間近に、実直な老鉄道員に起きる愛と感動の奇蹟! 涙なしには読めない浅田次郎の直木賞受賞短編2作を、名匠ながやす巧が完全漫画化。
完成された劇画版「鉄道員」「ラブ・レター」は、まさしく圧巻であった。作品を拝見して、私の芸術観が覆った。冒頭にある幌舞駅の夜の情景。神ですらこれほど美しい風景は容易に造れぬであろう。
——浅田次郎
小説「鉄道員」「ラブ・レター」。このふたつの作品から伝わってくる感動こそ、長い間僕が漫画で描きたいと求め続けてきたテーマだったのです。漫画化出来た事は、生涯の記念になりました。
——ながやす巧



カスタマーレビュー

原作者が納得する劇画化4
2作品とも、ながやす巧氏の圧倒的な「線の書きこみ」を味わえ、かつ、小説の雰囲気が損なわれていないという幸せな組み合わせである。

ながやす巧氏の作品は人物描写も良いのだが、なによりもその情景描写が圧巻であると思う。
「鉄道員」では雪の中の駅のシーン、「ラブ・レター」では千葉の田舎町の雨の夜のシーンが良い。

原作の漫画化・映像化において、原作者が決して納得がいっていないだろうと思われる作品も少なくない中、本書の浅田次郎氏の後書きには、この漫画化が素晴らしいものであったことが表れている。

涙が止まらない!5
美しい情景も人の表情も繊細さが絵の中に込められてます。
大人をうならせ、泣かせるマンガだと思います。
どちらの話も良いですが、私は現実味のあるラブレターの方が好きです。

小説と同じくらい良く書かれています。5
最初小説を、次にこのながやす氏の漫画を読んで2度泣けました。
実は私の父がこの漫画の主人公『乙松さん』に顔がそっくりなんです。
父も同じように娘(姉)を亡くし、母に先立たれて全く一緒。
だから余計に父の姿とダブってしまうせいか、感情移入してしまうのか、
何度読んでもジーンときます。

たいてい、小説の漫画化は原作と「ちよっと違うなぁ」って思う作品が
多いのですが、この作品は小説に勝るとも劣らない作品に仕上がっています。
人に自信を持って薦める事の出来る数少ない1冊です。
高齢の方でも十分読むことが出来る作品ですので、是非読んでください。