商品の詳細
失敗学のすすめ (講談社文庫)

失敗学のすすめ (講談社文庫)
By 畑村 洋太郎

価格: ¥ 560 1500円以上は送料無料 詳細

発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp

41 新品/中古商品価格 ¥ 80

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #1551 / 本
  • 発売日: 2005-04
  • 版型: 文庫
  • 301 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される―。「失敗は成功の母」を科学的に実証した本書は、日本人の失敗に対する考えを大きく変えた。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
畑村 洋太郎
1941年東京生まれ。東京大学工学部機械工学科修士課程修了。現在工学院大学教授。東京大学名誉教授。専門はナノ・マイクロ加工学、知能化加工学、創造的設計論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

「失敗学」と呼ぶに相応しい名著4
失敗とは何か、、、
失敗の種類と特徴
失敗を起こす原因は、、、
致命的な失敗とは、、、
について書かれた本当に示唆深い1冊。

実際の事故(タコマ橋の崩壊、雪印問題、自らの研究室での実験、等々)を事例に、何がおき、何が原因で、それについてどう対応したかを紹介した上で、それをどう利用していけばいいかについて書かれています。
こんな本が、講談社文庫から出ているとは露とも知らず、驚きつつ感動してしまいました。

特に失敗情報の伝わり方・伝え方は、本人が大学の講義で学生に伝えていく苦労も含めて書かれていますので、すごく参考になります。
著者は、意図的に失敗するように講義や研究を行っており、小さな失敗、訓練での失敗なくしては、本当の技術や知識の習得はないと言っており、
確かに、過去に失敗したことって、よく覚えているし、二度と同じ失敗はしないように気をつけるよなあ・・・などと感心してしまいました。

また、失敗には「よい失敗」と「わるい失敗」があり、
未知の事象に突き当たり、それによって失敗することで、技術が進歩するのは「よい失敗」だが、
不注意や、未熟さでおきる失敗は「わるい失敗」だとしています。

さらに興味深いのは、失敗の原因には階層があり、
個人の技術の未熟さから発生するものと、
指導の悪さから、マニュアルの不完全で起きるものと、
会社や組織の構造上の欠陥から起きるもの
果ては、社会や文化を原因にして起きるものがあると説明しています。

まさしく「失敗学」と呼ぶに相応しい名著です。

行動して、失敗を糧に4
 普通の感覚で言うと「失敗=恥」みたいなものがある。しかし、この本で述べられていることは失敗を知識化してどう生かすかについて語られている。
 そのためには、失敗と向き合わなくてはならない。会社などでこの本に書かれているような取り組みを行おうとするのは正直言って難しい。しかしその取り組みも、失敗を重ねていけば、いつか上手くいくのだろうか。
 やはり失敗と向き合い、失敗を知識化するための文化には相当の労力を要する。ただし、そのための価値はあることは確かだ。人は必ず失敗するし、これまでも人は失敗から学んで成長してきたからだ。
 色々なハウツー本が出版されていて、それらを沢山読んでいる人もいるだろう。たまには「こうすれば上手くいく」ではなくて「失敗」について学ぶ価値もある。なぜなら、何も行動せねば失敗しないから。行動するためにハウツー本読んでいるのに、行動しないのは勿体ない。行動した結果、失敗したらこれをもとに失敗から学ぼう。

失敗に対するイメージが変わります5
失敗から学ぶことは大事だと思っていましたが、ここまで真剣に考えたことはありませんでした。
失敗の定義から始まり種類・特徴、そして創造にいたるまでの流れはまさに圧巻です。
今現在もさまざまな失敗が表面に出てきていますが、そのほとんどは事前に予測し対処可能なものがほとんどです。
今の日本に求められているのは、失敗を隠すことではなく生かすことではないでしょうか。
一人でも多くの方に読んでもらって失敗に関するイメージを変えて欲しいと思います。