新装版 春秋の檻―獄医立花登手控え〈1〉 (講談社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #197724 / 本
- 発売日: 2002-12
- 版型: 文庫
- 345 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
藤沢文学を代表する超人気シリーズ!
江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は、島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥った――。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、獄舎に持ちこまれるさまざまな事件を解く。著者の代表的時代連作集。
内容(「BOOK」データベースより)
江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は、島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥った―。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、獄舎に持ちこまれるさまざまな事件を解く。著者の代表的時代連作集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤沢 周平
昭和2年12月26日、山形県に生まれる。昭和24年3月、山形師範学校卒業。昭和48年1月、「暗殺の年輪」を「オール読物」(三月号)に、同作品で第六十九回直木賞を受賞。平成7年紫綬褒章受章。平成9年1月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
命の輝きのまぶしさ
昔、NHKで中井貴一がドラマデビューした作品の原作。(あの時の中井貴一は今と違って初々しくて好感度高かったな〜。)文庫で四部作、1300ページ、という長編だが、藤沢物の常で短編の連作(連載物なので当然と言えるが)なので、一ヶ月でも一年でも自分のペースで読める。私もGW前に読み始めて読了したのは5月の終わり。
藤沢周平という人は自分は結核で肺の大部分を切除しているし、最初の奥さんは結婚後間もなく苦労の中で癌で若くして亡くなるという、身近で死を強く感じ、命の儚さを知った人。その分、命の輝きのまぶしさを人一倍感じていたのだろう。だからこそ、この青春物に命の儚さと、青春という命の輝きを同時に見事なバランスで描くことができたのだと思う。
藤沢作品の常で、まるで自分が江戸の町に居るかのような幻覚をおぼえつつ、命の賛歌を聴いた気がする。
青春物と言っても、青春の只中にいる人向けというより“まだまだ青春だ〜”とういう森田健作系向けかな?
登くんの人柄に惚れてください。
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チャンバラが苦手な貴兄にお勧めの時代小説
青年医師の立花登を主人公とする藤沢周平の人気時代小説シリーズの第一巻。多くの藤沢作品の主人公がそうであるように、この立花登もとてもとても清々しい。
物語り全体がほんわかしており、どことなく微笑ましかったりもする。格闘場面もあるが、柔術なので物騒でない。
読み進むうちに、登の居候先での地位が徐々に(本当に地道に)向上していくのが読んでいて嬉しい。「頑張れ!」と応援したくなるのだ。





