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政党政治と天皇 (日本の歴史)

政党政治と天皇 (日本の歴史)
By 伊藤 之雄

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  • 発売日: 2002-09
  • 版型: 単行本
  • 398 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
理想と危うさ、昭和天皇の政治関与

明治・大正・昭和の天皇は、政治にどう関与したのか?昭和天皇はなぜ、田中義一首相を問責したのか?東アジアの国際環境のうねりの中で、変容していく日本の君主制。明治天皇の死から5・15事件による政党政治の崩壊までを、日英比較を交え、さまざまな人々の生き様を通して描く。「倉富勇三郎日記」『牧野伸顕日記』「大正天皇実録」などから隠された事実を読み込み、新史料を駆使した意欲作。

内容(「BOOK」データベースより)
明治・大正・昭和の天皇は、政治にどう関与したのか?昭和天皇はなぜ、田中義一首相を問責したのか?東アジアの国際環境のうねりの中で、変容していく日本の君主制。明治天皇の死から五・一五事件による政党政治の崩壊までを、日英比較を交え、さまざまな人々の生き様を通して描く。「倉富勇三郎日記」『牧野伸顕日記』「大正天皇実録」などから隠された事実を読み込み、新史料を駆使した意欲作。

著者について
■伊藤之雄(いとうゆきお)
1952年生まれ。京都大学文学部史学科卒業、同大学大学院文学研究科修了、博士(文学)。名古屋大学文学部助教授等を経て、現在、京都大学大学院法学研究科教授。京都市市政史編纂委員会代表。1995年~97年、ハーヴァード大学イェンチン研究所・同ライシャワー日本研究所で研究。専攻は近・現代日本政治外交史。主な著書に『大正デモクラシーと政党政治』(山川出版社)、『立憲国家の確立と伊藤博文』(吉川弘文館)、『立憲国家と日露戦争』(木鐔社)、『環太平洋の国際秩序の模索と日本』(山川出版社、共編著)、『二〇世紀日米関係と東アジア』(風媒社、共編著)等がある。


カスタマーレビュー

興味深い説5
明治天皇の崩御から5.15事件までを扱っています。明治天皇が実はそれほど政治には関与していなかったこと、大正天皇が病弱であったため明治天皇の憲法運用の手法が昭和天皇に十分伝わらず、そのことが軍部の天皇軽視につながっていったことなど、興味深い説明がなされています。

偉大な明治天皇の影4
読みやすい記述のよい本だと思います。 ためになったこと:1)このころになると明治天皇のリーダーシップが過度に理想化され、昭和天皇へのご進講にも反映なされたため、昭和天皇が治世初期に過度に政治関与されてしまった。2)明治天皇が理想化されていったため、逆に昭和天皇への軍部や国民からの信頼感を弱めてしまった。3)大企業の福利厚生整備が労働争議を抑えるため、この頃はじまった。 一方、通史としてはちょっと不満なのがロンドン軍縮会議後の統帥権干犯問題と浜口首相狙撃事件に全く触れていないことです。