殺人喜劇のモダン・シティ (講談社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #548601 / 本
- 発売日: 2000-09
- 版型: 文庫
- 440 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
女学生探偵と奇々怪々な殺人事件
密室トリックから時刻表アリバイ崩しまで、精緻な仕掛けの本格推理!
慌てて乗ったバスの車内で殺人事件に遭遇した女学生・鶴子。探偵小説かぶれの鶴子は新聞記者とコンビを組んで犯人探しに乗り出すが、彼らの行く手に奇々怪々な連続殺人が待ち受ける!密室トリックに時刻表のアリバイ崩し、あらゆる仕掛けをちりばめて、博覧強記の俊英が描く、傑作エンターテインメント。
内容(「BOOK」データベースより)
慌てて乗ったバスの車内で殺人事件に遭遇した女学生・鶴子。探偵小説かぶれの鶴子は新聞記者とコンビを組んで犯人探しに乗り出すが、彼らの行く手に奇々怪々な連続殺人が待ち受ける!密室トリックに時刻表のアリバイ崩し、あらゆる仕掛けをちりばめて、博覧強記の俊英が描く、傑作エンターテインメント。
著者紹介
1958年生まれ。同志社大学法学部卒業。新聞社勤務の傍ら執筆活動に入り、’90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞。’94年より作家専業となる。著書に『怪人対名探偵』『時の誘拐』『地底獣国(ロスト・ワールド)の殺人』『探偵宣言 森江春策の事件簿』『和時計の館の殺人』等。
カスタマーレビュー
良質のミステリ
この小説は、昭和ロマンの冒険活劇風推理小説、といった感じです。
ちょっと分かりにくいところもあったけど、テンポも良く、推理もしっかりしたものでした。
私は相変わらず、なにも考えずに読んでしまいましたが、メモを採りながら読むと良いそうです(鮎川哲也談)。
冒険活劇ならばOK
犯人特定の決め手となった唯一の「手掛かり」、なぜ主人公だけが見つけることができたのでしょうか。作者が設定した世界の中でも、「ある立場の人たち」は、この「手掛かり」に対して極めて敏感にしているはずです(それを良くご存じなのは、作者自身でしょう。)。本当ならば、主人公、そして読者よりもずっと先に、こうした人たちが事件の真相に迫っていたことでしょう。「作者が提示した謎は、読者にとっては謎であっても、作中の人たちにとっては決して謎ではない」のは、ミステリー作品としてはまずいと思います。物語の構成、話の展開は魅力的で、冒険活劇として読めば良いのかも知れません。
殺し屋たち
1994年に東京創元社から出た単行本の文庫化。
ミステリとしては、はっきり言っていまいち。色々と工夫がこらされてはいるのだが、あまりにも説得力がない。無理がありすぎる。
むしろ、冒険ロマンとして読むべき。陰謀あり、美少女あり。けっこう楽しい読み物に仕上がっていると思う。昭和初期の大阪を舞台に主人公2人が駆け回る。映画の撮影、ダンスホール、市電、特急「燕」と小道具にも事欠かない。円谷英二をはじめ、実在の人物が次々と登場するのも面白い。
なにより、懐かしくて優しい世界が描かれているのが魅力であった。

