正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #426998 / 本
- 発売日: 2000-01
- 版型: 文庫
- 329 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
電波オタクの予備校生が聴いた不思議な隠語「カチカチドリを秋葉原で飛ばせ」の謎(盗聴)、猫マニアの恋人をもつサラリーマンに宿る殺意(猫部屋の亡者)、姑に対する憎しみをエスカレートさせる妻の心理を追う(表題作)等、日常の中に潜む恐怖を描く戦慄の7編。ミステリー最前線を疾走する鬼才の傑作集。
著者紹介
1961年福岡市生まれ。東京農工大環境保護学科卒業。1988年、島田荘司氏の推薦を受け『長い家の殺人』でデビュー。1997年刊行された『ブードゥー・チャイルド』(角川書店)は「本格ミステリベスト10」の5位にランクイン。最新作は『安達ヶ原の鬼密室』(講談社刊)。
カスタマーレビュー
読み応え充分の濃い「珍味」
七編のそれぞれが個性的で雰囲気が異なり、同じ作家の筆とは思えないほど。
読者を楽しませよう、驚かせよう、工夫しようという作者の情熱を感じた。充実度の高い一冊。
モラトリアム若造の成長物語でもある「盗聴」
アジアの生臭い空気を感じさせる「逃亡者 大河内清秀」
不気味な童謡が雰囲気とプロットを際立たせる「記憶の囚人」
短編として完璧なまとまりを見せる「プラットホームのカオス」
ありがちな日常が惨劇にいたるまでをリアルに描いた表題作。
どの作品も、あとあとまで記憶に残る「濃さ」がある。
ひとつひとつのネタが、どれもそのままストレートに「刺身」にはならず、練られたり、漬けられたり、干されたりして、歌野味の「珍味」になっているからだと思う。
それはとても、癖になる味。うまいです。
やや軽めの恐怖短編集
タイトルで購入してしまいました。
デビューの3作品「家」シリーズは図書館で借りたので自宅にないのですが、名探偵・信濃譲二に惚れたのを覚えています。
短編で恐怖小説であっても読みやすさは変わりませんでした。「盗聴」「逃亡者 大河内清秀」はやや軽い気もしますが、残りの作品のオチも思いもかけないもので、楽しめました。
「プラットホームのカオス」が好みです。
やや軽いホラーでお勧めです。
ホラー作品ですよね
歌野作品で唯一未読だったので読みました。
ホラーと聞いていたのだが最初の方の作品は恐くない。
巻末の解説(小森健太朗氏)にもあったが
7編の作品は後の作品になるにしたがって
だんだんと恐ろしくなってくる。
最後の表題作ではきっと背筋が寒くなっていることでしょう。




