落日の宴―勘定奉行川路聖謨 (講談社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #123858 / 本
- 発売日: 1999-04
- 版型: 文庫
- 539 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
「これまで書いた主人公の中で、もっとも心動かされる人物」……著者
嘉永6年(1853年)、時の勘定奉行川路聖謨(としあきら)は、開国を迫るロシアのプチャーチンと対峙。――激動の幕末、日本を大国間の荒波から守った幕臣を描き、日本人の誇り高き精神を問う!
「川路は、幕末に閃光のようにひときわ鋭い光彩を放って生きた人物である。軽輩の身から勘定奉行筆頭まで登りつめたことでもあきらかなように、頭脳、判断力、人格ともに卓越した幕吏であった……私が川路に魅せられたのは、幕末の功労者であるとともに、豊かな人間性にある」――「あとがき」より
内容(「BOOK」データベースより)
開国を迫るロシア使節プチャーチンに一歩もひるむことなく幕末の日本を守った男がいた。軽輩の身から勘定奉行にまで登りつめ、自らを厳しく律して日露和親条約を締結する。軍事・経済・外交のいずれも劣るわが国を聡明さと誠実さで激動の時代から救った誇り高き幕吏の豊かな人間性を鮮やかに描く歴史長編。
内容(「MARC」データベースより)
嘉永6年(1853年)、時の勘定奉行・川路聖謨は、開国を迫るロシアのプチャーチンと対峙した。激動の幕末、日本を大国間の荒波から守った幕臣を描き、日本人の誇り高き精神を問う。
カスタマーレビュー
幕末でも、素晴らしい人がいたんだ
幕末では薩長を始めとする倒幕軍の英雄がカッコヨク描かれている作品が多いですが、幕府にも素晴らしい人たちがいたことを感じさせてくれる作品です。勝海舟くらいしか思いつきませんでしたが、川路聖謨という人を初めて知り、明治日本は旧幕官僚の努力抜きでは成り立たないのでは、という気がしました。最期は自決という形で終ります。忠誠心の強い清廉かつ優秀な官僚だったとつくづく思います。
ロシアとの外交に力を尽くした賢臣の姿
幕末、アメリカやイギリスに続いて、ロシアと国交を開くこととなった。その交渉にあたった幕府の官僚、川路聖謨にスポットライトを当て、その生涯を描く。
ロシアの使節プチャーチンと渡り合うが、そこで大地震に見舞われ、ロシアの船は難破してしまう。その真価が問われる災害時にあって、その能力を最大限に活かし、また誠実な人柄で苦難に当たっていく。
吉村昭の作品を読むと、どんな苦境であっても、自分も与えられた課題や困難に立ち向かおうという強い意志がわいてくる。
幕府側のエリートの話
幕末の話だと、どうも幕府側の侍はあまりよくかかれていない。
そういう中、こういう人物もいたのだと、関心した。
日本の外交官僚エリートの元祖といえよう、川路聖謨。
吉村作品のなかで、このドラマチックな回転の速いテンポで
物語が進んでいき、早足の川路聖謨の生き様を感じ取れる。
幕末の地震で、ロシア戦艦が崩壊する描写はリアリティにとんでいます。
映画化かドラマにでもなりそうな作品デアル。




