重耳〈中〉 (講談社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #84769 / 本
- 発売日: 1996-09
- 版型: 文庫
- 350 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
称(しょう)の孫重耳(ちょうじ)は、翼攻めに大功をたてた。雄偉な体躯の心穏やかな公子で、狐氏(こし)から妻を娶り、その一族の厚い庇護を受けていた。称の死後晋の君主となった詭諸(きしょ)は、絶世の美女驪姫(りき)に溺れ、奸計に嵌まって重耳たち公子を殺そうと謀る。逃れ出た重耳と家臣たちの、辛酸の日々。晋の国内は大きく乱れて……。(全3巻)
内容(「BOOK」データベースより)
称の孫重耳は、翼攻めに大功をたてた。雄偉な体躯の心穏やかな公子で、狐氏から妻を娶り、その一族の厚い庇護を受けていた。称の死後晋の君主となった詭諸は、絶世の美女驪姫に溺れ、奸計に嵌まって重耳たち公子を殺そうと謀る。逃れ出た重耳と家臣たちの、辛酸の日々。晋の国内は大きく乱れて…。
著者紹介
1945年、愛知県蒲郡市に生まれる。豊橋の時習館高校から早稲田大学文学部仏文科に学ぶ。在学中から、「早稲田文学」等に作品を発表。1990年『王家の風日』(海越出版刊)を出版し、注目を集める。同書は、新田次郎賞受賞。1991年『夏姫春秋』(海越出版社刊)により直木賞受賞。著書はほかに、『沈黙の王』(文芸春秋刊)、『侠骨記』(講談社刊)、名作の評判が高い『花の歳月』(講談社刊)等がある。
カスタマーレビュー
亡命生活の始まり
上巻に引き続き読んでおります。上巻が、いわゆる
晋の三公子が成長し行く過程で、晋の国自体も成長、
充実を増す時期を描いていたのですが、この中巻は一
定のピークを迎えた国の停滞、もしくは退化の時期を
描いている為、非常に暗いイメージですね。
悲劇も多く、申生の死などは非常に悲しい出来事だ
し、驪姫の傾国的象徴、明るく感じるものは何一つ無
い気がしました。重耳の有名な亡命生活も、実にこの
中巻から始まります。
晋の献公、詭諸の巻
中巻になり、晋国外の敵よりも内部の敵というものが克明に描かれるようになる。親を想い続け善を尽くす申生と重耳、それに対して徐々に悪を出し始める詭諸と夷吾に自分も世界に引き込まれる。そして、その対極となる者たちに予想もしない結末がやってくる。
そこには家族として、親として、子として、そして教育者や臣下としての色んな側面が見えた気がする。さまざまなことをこの本と共に考えることは、大切だと思った。





