武田勝頼 (3) (講談社漫画文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #272562 / 本
- 発売日: 1999-02
- 版型: 文庫
- 383 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
日本最強の騎馬軍団の栄枯盛衰!
織田・徳川連合軍の馬防柵(ばぼうさく)と3000丁の鉄砲の前に、武田軍では「突破か撤退か」の激論が戦わされたが、天正3年(1575年)5月21日、武田の陣太鼓は連打された!!
連合軍の前に設楽ヶ原(しだらがはら)の戦いに大敗した勝頼は、新府城で新生を計るも、木曽義昌の叛逆にあい、さらに度重なる戦と築城は経済面を逼迫(ひっはく)させ、終(つい)に高天神城の落城は重臣の穴山梅雪(あなやまばいせつ)をはじめ、人間なだれ現象を起こし……。
天正10年3月、新府城に自ら火をかけた勝頼は落人(おちうど)の道を歩み、天目山麓の露と……。時に勝頼37歳、佐代姫19歳。「勝頼の 涙の霰 石を打つ」(景徳院にて次郎)
信玄が日本最強の軍団といわれるまで育てあげた武田軍団が、どうしてこんなに簡単に亡(ほろ)んでいったのか。勝頼が悪かったのか、御親類衆が悪かったのか、それとも側近が悪かったのか……。それを見つづけていた甲斐の山々は今も黙して語らない。
著者紹介
【横山光輝】
作画(1934〜)
神戸市生まれ。昭和29年、『音無しの剣』でデビュー。31年からの『鉄人28号』は、何度もアニメとして復活する大ヒット作。『魔法使いサリー』『バビル2世』『伊賀の影丸』など、幅広い分野で強力なキャラクターを生み出し、『水滸伝』『三国志』『項羽と劉邦』から『徳川家康』『織田信長』などの壮大な歴史ロマンを描く。
【新田次郎】
原作(1912〜80)
長野県上諏訪生まれ。中央気象台在職中の経験を生かした処女作『強力伝』が昭和31年に直木賞受賞。『チンネの裁き』『孤高の人』ほか一連の山岳小説の後、緻密な取材のもとに生命を刻みつけるように著した『武田信玄』は49年に吉川英治文学賞受賞。本書はその続編であり、懊悩と悲劇の中に武田家盛衰のドラマを完結した。
カスタマーレビュー
勝頼の見方が変わる作品
今までの勝頼のイメージを180度変えた作品と思いました。
この作品を見ていると、武田家滅亡の原因は家臣団の分裂にあったことが分ります。
歴史にはいろんな見方やとらえ方があり、もちろんこれが正しい見方とは言いませんが、
少し勝頼のイメージが変わりました。
良い
長篠の合戦から武田家滅亡直後までがこの巻の範囲です。
長篠の合戦敗北の要因や、上杉や北条との関係の変化、
武田家滅亡の詳細などが分かります。
是非読んでいただきたい作品です。
「失敗の本質」に通ずる
全三巻の最終巻であり、読みごたえがあります。
長篠の戦いでの敗戦は、「失敗の本質」に通じます。
なぜあの時期に長篠の戦いに臨まざるをえなかったのかを描いていませんが、その「なぜ」ですら、もしかすると問われることがなかったのかもしれません。
あと全三巻通じて感じたこととしては、これが戦国武士の「実像」であり、巷に信じ込まれている「武士道」は「虚像」にすぎないのだろうということです。
それぐらい、皆が生き残るのに必死な時代だったということで、滅んだ武田勝頼もそうですが、生き残った武将たちも、今の時代感覚であれこれ言うのは、どうも何か違うように思います。





