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だれも書かなかった「部落」 (講談社プラスアルファ文庫)

だれも書かなかった「部落」 (講談社プラスアルファ文庫)
By 寺園 敦史

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  • 発売日: 2005-04
  • 版型: 文庫
  • 301 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
戦前からの同和行政と解放運動の輝かしい歴史を有する京都市―。戦後においても、同和対策事業と部落解放運動の闘争スタイルはここから全国へ波及していった。その京都市で、何が起こっていたのか?「暴走列車」と化した部落解放運動と、「迷走」を続ける市役所の同和行政の実態を情報公開で追う迫真の現場レポート。同和腐敗というタブーにメスを入れ、その「闇と病み」を浮き彫りにする。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
寺園 敦史
1961年、鹿児島県に生まれる。関西大学経済学部卒業。「京都民報」記者などを経て、フリージャーナリストに。Japan Skeptics(「超自然現象」を批判的・科学的に究明する会)運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

部落問題初心者にとっては衝撃の内容5
東京生まれのせいもあり、ずっと部落問題について疎かったのだが、大学時代に京都に住み、関西における部落問題の扱いの違いにびっくりしたものである。この本、その京都における同和行政のでたらめを糾弾している。腫れ物に触れるように部落問題を扱ってきた結果、変な同和利権だけが生まれたものの、部落問題自体は解決していないという内容である。この本は、いわゆる告発本なので、すべてを鵜呑みにすることはできないが、話半分だとしてもかなり衝撃的な内容だった。

諸悪の根源は解放同盟か4
 「もはや差別は存在しない」という筆者の見解には賛同できない。ただし、解放同盟の傍若無人にして独善的な姿勢には問題ありと感じている。差別は現在もあり、一刻も早くなくしていかなければならない。しかし、本書で暴かれているような、利権漁りをしているような解放同盟の幹部連中には、即刻社会的制裁を加えていかなければならない。差別をなくしたいなら、解放同盟は自らの襟を正せ! 人に厳しく自分に甘い解放同盟には、存在価値なし。

京都 美しい古都の暗黒の裏側5
この本には京都の暗黒面というべき部落解放運動と同和行政の恐ろしいまでの腐敗が極めて緻密な検証に基づき暴露してある。

このようなデタラメな解放運動や同和行政は一刻も早くやめるべきである。
こうしたことが正されない限り差別は絶対になくならない。

そして残念なことに、差別問題を利権とし、差別が無くなると困る人たちも間違いなく存在するのである。

今、一般の人々の心の中に残るのは差別というよりは同和に対する恐怖感だろう。

近代初頭までの差別感の源泉であった「穢れ意識」など多くの現代人は持ち合わせていない。

このような現状が続けば、国際的な観光都市京都にとっても致命傷になりかねないだろう。