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風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート

風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
By 小野 不由美

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  • Amazon.co.jp ランキング: #67393 / 本
  • 発売日: 1993-04
  • 版型: 文庫
  • 199 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
とてつもない妖(あやかし)と対峙(たいじ)した泰麒(たいき)は、、身動(みじろ)ぎもせず、その双眸(そうぼう)を睨み続けた。長い時間が過ぎ、やがて発した言葉は、「使令に下れ」。異界(ここ)へ連れてこられても、転変(てんぺん)もできず、使令も持たなかった泰麒は、このとき、まさに己れが「麒麟(きりん)」であることを悟(さと)った!しかし、この方こそ私がお仕(つか)えする「ただひとり」の王と信じる驍宗(ぎょうそう)を前に、泰麒には未だ、天啓(てんけい)はないまま。ついに、幼い神獣が王を選ぶ──故郷(くに)を動かす決断の瞬間(とき)が来た!

内容(「BOOK」データベースより)
とてつもない妖と対峙した泰麒は、身動もせず、その双眸を睨み続けた。長い時間が過ぎ、やがて発した言葉は「使令に下れ」。異界へ連れてこられても、転変もできず、使令も持たなかった泰麒は、このとき、まさに己れが「麒麟」であることを悟った。しかし、この方こそ私がお仕えする「ただひとり」の王と信じる驍宗を前に、泰麒には未だ、天啓はないまま。ついに、幼い神獣が王を選ぶ―。故郷を動かす決断の瞬間が来た。

著者紹介
大分県中津市生まれ。大谷大学文学部卒業。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。ホワイトハートは、壮大なファンタジーを描く十二国記シリーズの『月の影 影の海』(上)(下)巻、『風の海 迷宮の岸』(上)(下)巻、『東の海神(わだつみ)西の滄海』、『風の万里 黎明の空』(上)(下)巻、『図南(となん)の翼』があり、本格ホラーでは、『悪夢の棲む家』(上)(下)巻、『呪われた十七歳』、『緑の我が家』が大好評。また、CDドラマ『東の海神 西の滄海』も好評発売中。


カスタマーレビュー

一人の男の子がしっかりと描かれています5
前編に続き、現代に人間として生きていた小さな男の子が別世界へ移り、一国を背負う麒麟へと成長していく過程のお話です。周りの人々の愛を一心に受けながらもそれに応えるために必死に自分へ問い掛けていく。。。
そして、現代への孤独への寂しさに耐えながらも、大切な人に自分の想いを応えてほしくて過ちを犯してまう。。

無理なく進む展開がさらなる物語りの中へと引き込ませてくれます。

子供故に。4
王を選ぶ時がせまりつつあるのに転変も叶わず「麒麟」であるべきかと悩む泰麒。そうしているうち昇山の日を迎えある日、他の者とは何かが違う驍宗に出会う。

「畏怖」の気持ちを単なる「恐れ」と受け取り、驍宗を守るためろくに使令も持たない泰麒が「守りたく」て誰にも使令に下せない妖魔に挑み、「お別れしたくなく」てがむしゃらに驍宗のあとを追う、、、なんてやっぱり10歳の子供なんだなぁとその純真無垢な心が何とも優しくそして痛々しかったです。

後半から終章も今まで以上に思い責務が泰麒にかかり悩みますがそれを克服した後は泰麒が一回り大きく成長したようで戴国のためにひいては十二国のためにどう活躍するのか期待です。

他と違うということ5
麒麟とは孤独なもの。 自分の居場所がみつからないまま、少年は孤独を味わう。

こちらの世界でも、あちらの世界でも、優れているにせよ、劣っているにせよ、それは「皆と違う」からだ。

ここには、他人と違うことを受け入れざるを得ない少年の困惑と哀しみが詰まっている。

胸が痛くなる。