久生十蘭「従軍日記」
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #285923 / 本
- 発売日: 2007-10
- 版型: 単行本
- 426 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
「小説の魔術師」が見た戦争の前線。
内容(「MARC」データベースより)
没後50年目発見! 作家・久生十蘭が海軍報道班員としてジャワ・ティモール・アンボン・ニューギニアなどの南方に派遣された際の日記3冊をもとに単行本化。ベールに包まれた「多面体作家」の素顔が見える一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
久生 十蘭
作家。1902年、北海道に生まれる。本名・阿部正雄。1923年以降、新聞記者を務めながら地元紙誌に小説や戯曲などを発表。1928年に上京、岸田國士に師事し演劇に打ち込む。翌年からフランスに遊学し、1933年に帰国。以後『新青年』を中心に小説や翻訳などを発表。演劇分野でも活躍するが、次第に小説の比重を高めるとともに、作風や発表誌の幅を広げていく。1943年、海軍報道班員としてジャワなど現在のインドネシア共和国方面に派遣される。1952年、「鈴木主水」で第二六回直木賞を受賞。1955年、「母子像」が『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』紙主催の第二回世界短篇小説コンクールで第一席を獲得。1957年、食道がんで歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
極めて優れた出版
素晴らしい本であり、星5つでは足りない。
出版の働きかけをした三ッ谷洋子氏、読みやすく翻刻編集した小林真二氏、大活字の接しやすい形や価格を選択された関係者の方々に、敬意を表したい。
いかな十蘭の文章といえども、整理されたものではないため、形態によっては恐ろしく読みにくいものになっていた可能性もある。
また、内容的にハードルの高い面があるにもかかわらず公刊できたのは、幸運なことだ。
本文への感想はさまざまだとしても、誰であれほんのちょっとした時間のずれで、是も非もなく日記中の立場に置かれていたかもしれない。
夫の日記を清書した幸子さんの心理には、窺い知れないところもあるが、つくづく人間というものは、一筋縄ではいかないものだ。
そんな感慨を抱かせるところがまた、十蘭らしい。




