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2050年のわたしから

2050年のわたしから
By 金子 勝

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  • Amazon.co.jp ランキング: #113297 / 本
  • 発売日: 2005-06-24
  • 版型: 単行本
  • 135 ページ

エディターレビュー

出版社 / 著者からの内容紹介
知らないとヤバイ、日本の未来!
国民年金納付率0%、投票率0%、大卒就職率0%……!?
みんなで読めば日本は変わる!
2050年の日本の姿を慶應義塾大学経済学部教授・金子勝がシミュレートします!!
2050年の日本——農家はゼロ、商店街もゼロ、多くの地方で子どももゼロ、町を歩くのは食べ物を探す熊ばかり……。いったいなんでそんな日本になってしまうのか、慶應義塾大学経済学部・金子勝教授がわかりやすく分析!そして、そんな未来にならないための方法も、徹底解説しています!

内容(「BOOK」データベースより)
2050年の日本―農家はゼロ、商店街もゼロ、多くの地方で子どももゼロ、町を歩くのは食べ物を探す熊ばかり…。いったいなんでそんな日本になってしまうのか、慶応義塾大学経済学部・金子勝教授がわかりやすく分析!そして、そんな未来にならないための方法も、徹底解説しています。

内容(「MARC」データベースより)
2050年には、国民年金納付率0%、投票率0%、大卒就職率0%…!? テレビや雑誌で活躍中の金子教授が描くリアルな日本の未来予測図。


カスタマーレビュー

素朴なのにリアル4
慶応の金子教授によるシミュレーション。鈴木高志という主人公に昔を語らせるという方法で2050年くらいまでのシミュレーションを登場させ、今の日本がいかに持続不可能であるかを示しているところが面白い。挿絵が非常に多いので、今まで金子教授の本を読んだことがない人でも抵抗なく読めるだろう。
シミュレーションの手法は非常に単純で、定規を使って過去のトレンドを未来に延長するというものだ。手法が妥当かどうかを問うてもあまり意味がない、素朴でありえそうもないシミュレーションなのだが、日本の将来がこのシミュレーション結果のようにならないとも言い切れないところが不気味だ。たとえば、農家戸数や労働組合の組織率がゼロになるなんていう話は、ありえそうでこわい。
こうした絶望的な状況に対する金子教授なりの処方箋も本書では示されており、金子教授が単に暗い未来社会の到来を予想しているわけではないことも読み取れる。

普段、テレビで吠えている金子教授が書いたとは思えない、どこか切ない文章も見ものである。

子供向けに見えるが子供には危険な本4
かの司馬遼太郎氏は未知の分野について学びたいときに、まずその分野の子供向けの本を求めた、とどこかで読んだことがある。子供向けの本は専門用語や理論の流れなど難しいことを、その分野の専門家が過不足なくわかりやすく書いているからなのだろう。
この本もきっとこの夏休みの自由研究用に大いに役立つのだろうと思うが、大人が読んでもうならされてしまう。現実はもっと複雑で、さまざまな要因が組み合わさり進行してゆくのだろうけれど、わざとすべてを単純化することにより、非常にわかりやすい未来の社会をシミュレーションしている。子供には刺激が強いかもしれない。親は読ませっぱなしにしないで感想を話し合うなどのフォローをしないと危険のような気がする。
それでもやっぱり…もし私が総理だったら、「地域振興券」なんぞを配る代わりにこの本を日本の全世帯に贈呈します。しかし、その翌日から職務のすべてを針のむしろに座る気分でおこなうでしょう。ああ、怖い。

大袈裟すぎるのがなぁ3
言いこと言う人なのに、この本は少し大袈裟で大雑把過ぎる。
もちろんわかりやすく大袈裟にいうのが戦略なのだけど、これだけを見ると誤解を招くのでは無いかと少し危惧した。大きなお世話か。

わかりやすい本なので、著者の入門には悪くない。
しかしこの本を読んで、著者の意見に少しでも興味を持ったとしたら、ぜひもっと突っ込んだ議論を展開する著者の本に手を伸ばしてみて欲しい。
本書で展開されるおとぎ話のような世界が、よりリアリティをもってあなたに襲い掛かってくるだろう。