無情の宰相 小泉純一郎
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #490493 / 本
- 発売日: 2004-05-22
- 版型: 単行本
- 243 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
22年前の離婚の真相、隠された三男の存在、姉・信子と首相秘書官・飯島勲による身内政治の実態……。新聞やテレビが報じない小泉純一郎の正体を暴く!
仮面冷血の政治家!!小泉家の血族タブー!!
私が小泉純一郎を追い始めたのは、彼が首相になった直後からだった。それは白髪まじりの初老の女性の一言から始まった。「あの家は古くから血で固まった家なの。他人を寄せつけず、受け入れようとしない。他人はあの家を存続させるためだけにあるようなものなの。血と血の純血主義で、政治家3代目の小泉純一郎という花を咲かせようとした女系一族と言ってもいい。中でも、純一郎のすぐ上の姉(三女)の信子は陰で“女帝”と呼ばれていた。彼女らがいなかったら、いまの純一郎はありません」——<「はじめに」より抜粋>
内容(「BOOK」データベースより)
22年前の離婚の真相、隠された三男の存在、姉・信子と首相秘書官・飯島勲による身内政治の実態…。新聞やテレビが報じない小泉純一郎の正体を暴く。
内容(「MARC」データベースより)
首相が触れられたくない小泉家のタブーとは? 22年前の離婚の真相、隠された三男の存在、二人の側近、姉の信子と首相秘書官の飯島勲による身内政治の実態…。マスコミが報じない小泉純一郎の正体を暴く!
カスタマーレビュー
小泉の側近政治が白日の下に
松田賢弥氏は新聞社に属さないフリーのジャーナリストで政界ものでスクープを何度も出してきた。今回、松田氏が取り組んだのは、現在の日本国の最高指導者である、小泉純一郎。松田氏は、小泉首相は、姉の信子の支えと、側近の飯島勲秘書官の存在無しには政治家としてやっていけないのであると、言い切っている。特に姉信子の影響は首相の、クラシック音楽好きから髪型から郵政公社の人事、はては北朝鮮訪問まで及んでいるのだという。私はこの本を読んでいて、小泉信子の弟への溺愛ぶりがとてつもなく気持ち悪く感じられた。まるで、ギリシャ悲劇のような兄弟愛だ。劇場政治の小泉政治の内幕が今明かされる。
この小泉-信子-飯島のトロイカ体制は、海の向こうのブッシュ大統領の側近政治ともよく似ているかもしれない。ブッシュの国家安全保障担当首席補佐官を勤める、コンディ・ライスは最近記者会見の席で「私の夫のブッシュが・・」と言いそうになって口ごもったそうである。ブッシュの選挙を取り仕切る、カール・ローブは体格まで飯島秘書官に似ている。この二人の世襲政治家の国家指導者が意気投合するのも分からなくもないだろう。週刊誌の記事の加筆による収録なので、筆致には若干感情的で書き手の主観が入りすぎている部分もあるが、これまでの小泉研究の中では出色の一冊。
小泉人気の秘密とは
このところ、小泉首相批判本が立て続けに出版されたようだけれども、これはついに首相の賞味期限が切れ始めたとことを意味するのだろうか。
週刊誌の記事をまとめて加筆したものとのことだが、全体として非常に読みやすい文章になっており、構成もすっきりしている。ただし、章が変わるごとに、前の章にも書かれていたことが繰り返し出てくるのは、一気読みする場合には少々くどい。章を前後して拾い読みする分には、却って便利かもしれないが。
また、「小泉、あなたは鬼か。」という一行は、本書を読んでいればかなり早い段階から、人間・小泉純一郎が恐ろしく無情だということは誰にでもわかるので、不要だと思う。
選挙前のテレビ討論の際、教育政策について尋ねられた首相は、他の政治家たちが具体的な政策について話す中、「子供はまず、ぎゅっと抱きしめてあげることが大事」と熱く語った。それを見た私は、箱根で静養中の首相を訪ねた三男が門前払いを食っただけでなく、首相がカメラの前で次男とキャッチボールをして見せたことを咄嗟に思い出し、背筋が寒くなった。彼は三男をぎゅっと抱きしめるどころか、冷たく拒否し、次男との団欒を見せ付けるような行いすらしていたのではなかったか、と。
この本を読んで、私がずっと抱いてきた小泉純一郎という人物に対する数々の疑念に関する裏づけが、ようやく取れたような気がする。
今回の2度目の首相訪朝で、再度小泉人気は浮揚したらしい。「首相の訪朝を評価、しかし食糧支援は反対」という、よくわからない世論調査の結果が出ているが、この不可思議な小泉人気について、再度考えて見たい向きには、是非おすすめの一冊です。
上質なノンフィクションであることに変わりはないが
不満を述べるなら、直接小泉に話を聞いた点がないことだ。
著者の前作「闇将軍」が、野中広務自身に何度も話を聞いた
結果、彼の「影の悪役」というイメージが揺らぐ瞬間を捕らえ
たことで一級のノンフィクションとなったのを知る者には、
物足りない。
しかしよく考えてみると、それは著者の非ではなく、野中と小
泉の人間的資質の違いのせいかもしれない。野中は自身に認め
るところがあればどんな立場の人間にも話をした。小泉にはそ
れがない。そこに本著のテーマである「小泉の冷酷さ」がつな
がってくる。
(小泉が総理大臣であるという立場上、なかなかタイマンで話
を出来ないということがあるだろう。だが小渕元首相は佐野眞
一を官邸に呼んで話をしているのである)
この本の見所は隠された三男のエピソードだろう。彼は生まれ
て一度も小泉に会ったことがない。それでも三男は小泉に会お
うと何度もコンタクトを試みる。演説会場、静養先へ。
その結果、何が待っていたのか。
詳しくは実際に読んでいただきたい。




