中東 虚構の和平
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #371680 / 本
- 発売日: 2004-08-24
- 版型: 単行本
- 411 ページ
エディターレビュー
Publishers Weekly
これまで、チョムスキーの果断な米外交政策非難には、賛否両論が相半ばしていた。イスラエル・パレスチナ紛争に関するこの論文集に対しても、読者の意見は分かれるだろう。過去30年間に書きためられてきたこれらの論考は、米国とイスラエルに対する強い不信、歴史の流れを変えようとする意思といったチョムスキーの思想的特性をよく表わしている。
チョムスキーが該博な知識を基に提起した問題点のいくつかが、今日の中東問題を考えるうえで標準的視点となっていることは確かである。たとえば、ユダヤ教国家でありながら民主主義国であるイスラエルの矛盾。しかし、チョムスキーは時代的に古い講演記録を数多く復刻している。歴史的記念物としては面白いが、時代の試練に耐えられなくなった論述もある。たとえば、1969年発表の評論では「国際・国内双方の要因は、これまで以上に、紛争の平和的解決に貢献している」と言っている。近年の論文では、オスロ合意を「新植民地主義」、南アフリカのアパルトヘイト政策に似たものとして強く批判している。チョムスキーの代替案(2国民国家)は、ここ2、3年の暴力をみれば、極めて考えにくい。
本書は除外されたものに面白さがある。たとえば歴史総括で、チョムスキーは1948年のイスラエル建国前に起きたアラブ人暴動に言及していない。米国とイスラエルの左翼知識人には、本書は真実を告げる鐘となるだろう。しかし、多くの読者は ―おそらくチョムスキーのベストセラー『9-11』(邦題『9・11―アメリカに報復する資格はない!』)の読者さえも― 一方の立場から書かれた本という印象をもつだろう。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc.
--このレビューは、同タイトルのハードカバーのレビューから転載されています。
出版社/著者からの内容紹介
イスラエル、パレスチナ、そしてイラク——アメリカ帝国主義が平和と希望を蝕んでゆく。
闘う知性チョムスキーの政治的原点というべき1冊!
アメリカ政府は平和を求めており、ぶつかりあうナショナリズムの要求を和解させる道を求めているというが、そのような認識は、誤っているというよりも、むしろ、ほとんど意味がない。誰だって平和を求めているのだ。イスラエル=パレスチナでは毎日のように悲痛な惨劇が起こり、そのたびに新たな巨礫が憎悪と恐怖、燃えさかる復讐の願望でできた「壁」に積み上げられる。けれども、その壁を突破するのに遅すぎるということは決してない。——<本文より>
内容(「BOOK」データベースより)
イスラエル、パレスチナ、そしてイラク―アメリカ帝国主義が平和と希望を蝕んでゆく。闘う知性チョムスキーの政治的原点というべき一冊。
カスタマーレビュー
中東についてです。
この本には、中東の情勢や様子などがが事細かに書かれています。中東の情勢に詳しい人は、勉強に。興味がある人は、ついでがてらに呼んでみてください。
中東を学ぶ
反権力主義の先鋒に立ち、自身もユダヤ系ながらイスラエルのパレスチナ侵攻に対して反対するチョムスキーならではの中東論には大いに学ぶところがある。



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