高瀬川
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #370385 / 本
- 発売日: 2003-03
- 版型: 単行本
- 221 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
芥川賞最年少受賞に輝く天才が、初めて挑む現代の「生」。
伝説から未来へ、小説の新世紀を拓く最新作品集!
小説家と女性ファッション誌編集者が京都のラヴホテルで過ごす一夜を描き、現代の性という主題に対峙する「高瀬川」。
物心つく前に亡くした実母の面影を恋う少年と、不如意な暮らしの中で不倫を続ける30代女性の物語が、上段と下段で並列的に進行し、やがて1つに交差・交錯する「氷塊」。
短篇意欲作「清水」、「追憶」を併せ、多様にして実験的手法で文学の豊饒な可能性を開示する、気鋭作家の新たな冒険!
内容(「BOOK」データベースより)
小説家と女性ファッション誌編集者が京都のラヴホテルで過ごす一夜を描き、現代の性という主題に対峙する「高瀬川」。物心つく前に亡くした実母の面影を恋う少年と、不如意な暮らしの中で不倫を続ける30代女性の物語が、上段と下段で並列的に進行し、やがて一つに交差・交錯する「氷塊」。短篇意欲作「清水」、「追憶」を併せ、多様にして実験的手法で文学の豊饒な可能性を開示する、気鋭作家の新たな冒険。
内容(「MARC」データベースより)
小説家と女性ファッション誌編集者が京都のラヴホテルで過ごす一夜を描き、現代の性という主題に対峙する「高瀬川」他全4篇を収録した、多様にして実験的手法で文学の豊穣な可能性を開示する、芥川賞最年少受賞作家の短篇集。
カスタマーレビュー
平野は金原ひとみ化した
平野はどれ程文体をアカデミックなものにしても、年齢には勝てない。
せいぜい、屹立した象牙で獣になることしか考えていない、本質的に「中身」を持っていない作家である。日蝕や葬送はまだ頑張って書いていたので許すが、これは悪臭、否、青臭がする。多くの批評家や作家が彼を評価しない理由もそこにある。彼は西洋哲学、西洋文学にコンプレックスを持ちすぎている。劣等意識は才能の一つだが、知的言語の羅列で悦に入るのは、あまり文学を目指すものとして誉められたものではない。それは単なる武装であり、自慰であり、作者の得意なペダントリーである。平野が本来の平野に戻った瞬間、私は彼を高く評価するだろうが、今でははっきり言って、漫画界で窃盗行為をしていた矢吹以下である。
なんだ。正直幻滅。名前倒れ。
彼が同世代、他の芥川賞作家と比べて、どんなのか?全く解からない。現代文学など読まないようにしているから。だが、これだけは、言える。確実に、彼は『三島由紀夫』の再来などではない。くだらんこけおどしだ。いつの間にか、史上最年少芥川賞作家の称号も許されなくなり(阿呆の小娘二人に抜かれてもうた)。…芥川賞自体もう、権威もへったくれもなく、自棄のやんぱち、みのもんたに頼るNHKと代わらない、文芸春秋の部数伸ばすだけに、利用されているだけだ。
彼の歳には『名作・金閣寺』を三島由紀夫は書いていたのに、この男は何処に行く。…”三島”の看板そろそろ終わりにして欲しい。
「氷塊」は小説界の「24」だ!
4篇収録の短篇集。その末尾を飾るのが「氷塊」(読了後、タイトルの妙に唸る)である。本編だけ2段組。上段が中学生の少年の物語、下段が三十路を過ぎた女の物語が描かれている。読み進むうちにふたつの物語が接点を結ぶところがミソ。人気テレビドラマ「24」のような同時進行のスリリングさを味わうことができる。平野氏お馴染みの難しい漢字、難解で読みにくい文体が鳴りを潜め、一級品の現代劇心理小説として楽しめる。表題作は饒舌な官能描写に舌を巻く。こういうのも書けるのですね。冒頭に置かれた小品は、上記した平野氏お馴染みの要素が満載。敷居が高い形而上学的小説なのか単なる悪文なのかは保留。残る一篇はかなり前衛的、実験的作品である。鋭い変化球の詩と認識すれば良いのだろうか? ・・・その判断はお任せする。




