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いのち楽しみ給え―吉川英治人生の言葉

いのち楽しみ給え―吉川英治人生の言葉
From 講談社

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  • Amazon.co.jp ランキング: #505940 / 本
  • 発売日: 2002-09
  • 版型: 単行本
  • 270 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
我以外皆我師
朝の来ない夜はない

偉大な国民作家・吉川英治の鍛えぬかれた人生観からほとばしった珠玉のことばの数々

人間は明け暮れ幸福をさがしている。幸福とはなにか? わかってもいない目でさがしている。じつはそれにぶつかっている人でも幸福は別にその当人へ何ら注意もしないから、風のようにさりげなく通ってしまう。幸福とはそんなもので、いまが幸福であることを心で噛みしめない者にはただの日常のことでしかないのである。――(本文より)

幸福とは何か 生とは、死とは何か 人間とは何か

・(幸福とは)その人の心の手のひらがそれを持つか持たないかだけのはなしである。幸福とはじつにそんな平凡で無味に似たものだ
・生きようか死なうか生きよう春朧
・仏壇はあとのまつりをする所
・血気や短気は、青くさい若者だけの通性でなく、初老にかかる老人こそあぶない短気の持ち主でもある
・はたらいた俺にはあるぞ夕涼み
・あめつちの中に我あり一人あり

内容(「BOOK」データベースより)
偉大な国民作家・吉川英治の鍛えぬかれた人生観からほとばしった珠玉のことばの数々。

内容(「MARC」データベースより)
吉川英治の起伏に富んだ生涯と大衆とともに生きようという姿勢は、時代を解く鍵を歴史に学ぶという認識を生んだ。鍛えぬいた人生観から生まれた珠玉の名言の数々。求道的な吉川作品が転換期に贈る生きるヒント。


カスタマーレビュー

生命を楽しんだという吉川英治の言葉5
 『いのち楽しみ給え』吉川英明編(講談社)

 作家吉川英治の長男が、父親の人生哲学を表しているような警句や箴言を抜き出したものである。膨大な作品群から250余りが収載されている。解説をつけないまま提示し、解釈は一人ひとりの読者にゆだねることにしている。
 英治本人は、生命を十二分に楽しんだ末、昭和37年9月、70歳の生涯を閉じた。
  
 一定の形に囚われているうちは、人間は無窮の生命は持ち得ない。真の生命の有無は、この形体を失ってから後のことだと思う。(『宮本武蔵』円明の巻)
 理想のない漂泊者、感謝のない孤独、それは乞食の生涯だ。西行法師と乞食とのちがいは、心にそれがあるかないかの違いでしかない。(『宮本武蔵』火の巻) 
 命はわが物と、つい思うが、些細な命一つとて、人の情けに守られていると知れば、さても粗末には持てぬものよ(『新・平家物語』)
 花は、散る支度をし始めるときが、花の一生のうちでもいちばん美しいし、盛りも見える。 (『新・平家物語』)
(幸福とは)その人の心の手のひらがそれを持つか持たないかだけのはなしである。幸福とは じつにそんな平凡で無味に似たものだ。(『草思堂随筆』)
 淋しさは叱ってくれる人がない(『書簡・川柳集』)
 時代の判定以上な判定はこの地上においてはない。(『三国志』)
 百計も尽きたときに、苦悩の果てが一計を生む。(『三国志』)
 なにも知らないはずの民土の耳目ほど、何でも知っているものはない。(『私本太平記』)
 我以外皆我師(座右銘)
 朝の来ない夜はない(座右銘)