わが英語今も旅の途中
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #74556 / 本
- 発売日: 1998-06
- 版型: 単行本
- 231 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
米国弁護士がつづるホロ苦く数奇な英語修業録
手こずった。甘くなかった。けれど英語は懐の深い人生の伴侶。ある時は高校の交換留学生、ある時はソニーの社員、またある時はロースクールの学生。友は出会いとともに、出会いは英語とともにあった。米国弁護士がつづる、ホロ苦く数奇な英語修業録。
買うものをレジへ運び、金を払って、さてやれやれ済んだと思ったら、アルバイトの学生がなにか言う。「ワナベー」。え、何?「ユウォナベー」。まだわからない。もう少しゆっくり言ってくれと頼むと、あきれた顔して“Do you want a bag?”と一言一言ゆっくり発音してくれた。袋につめましょうかと聞いているのである。字で読めば、ごく簡単な英語の表現だ。それが聞き取れない。
内容(「BOOK」データベースより)
ある時は高校の交換留学生、ある時はソニーの社員、またある時はロースクールの学生。友は出会いとともに、出会いは英語とともにあった。米国弁護士がつづる、ホロ苦く数奇な英語修業録。
内容(「MARC」データベースより)
ある時は高校の交換留学生、ある時はソニーの社員、またある時はロースクールの学生。友は出会いとともに、出会いは英語とともにあった。米国弁護士が綴る、ホロ苦く数奇な英語修業録。
カスタマーレビュー
人生を変えた一冊
ときに過去を振り返って、「もしあの本を読んでいなかったら、今の自分は決して無かった。」というような本は必ず誰にでもあるだろう。自分の場合、上記に紹介した阿川尚之の「わが英語今も旅の途中」が、その本に当たる。もし、この本に大学二年生の時に出会っていなければ、決して今の自分はなかっただろう。もともと高校時代の師が英語の先生だったことや、留学経験がある父の影響もあって、自分は大学にエスカレーターの附属高校に在籍しながらも英語だけはまじめに勉強していたつもりだった。だけれども、その当時の自分は、英語を「好き」とまでは思わず、ツールとしての英語を何となく勉強しているにすぎなかった。つまり、それ以上の英語力を求めてまで努力しようとは思わず、今一歩を踏み出せずにいた。そんなときに出会ったのがこの本だ。この本では、英語を取り巻く喜怒哀楽がエピソードを交えながら描かれており、英語を学ぶことの楽しさ、そして学ぶことによって得られる体験が生き生きと描かれている。私は、この本を読んだことによって、さまざまなことにチャレンジする勇気を貰った。結果、何度となく渡米する機会や、留学する機会を得ることが出来、この上ない経験を積むことが出来た。もしこの本を読んでいなかったら、。決して今の自分はない。
私は、この本を特に若い人に読んで貰いたいと思う。中学・高校生、遅くても大学の1,2年生のうちに読んでもらいたい。きっと新しい世界が開けるはずだ。
廃盤になったのか知らないが、出版元の講談社には本書販売の再開を強く希望する。
言葉の習熟こそが成功への道という社会
中学校ではじめて英語をならい、ハワイで実地に英語を使ってみて、さらに留学してという道筋は、ある意味ではありふれた体験だが、これらのどこかで、著者は、言葉の習熟こそがアメリカ社会の核心に達する切り札であると直観したにちがいない。この一点で、この本は、他の多くの英語学習体験談と異なっている。
高次元の言語能力を持たないかぎり、アメリカではどの分野であろうと成功はおぼつかない。アメリカの社会に受け入れられるためには、まずなによりもこのアメリカ的言語観をうけいれることが必要である。さらにそれを武器としてわたりあえるだけの能力を身につけたとき、アメリカという国は外人であるろうがなかろうが、すなおに同僚として受け入れる。ソニーに入社し、アメリカとの交渉に行ったり、また退社してアメリカに渡るといった経歴も、すべてこのテーマにそっての決断であったといえる。
アメリカのロースクールでは、論理的で簡潔な文章を書く訓練を徹底的にさせられたというが、それは当然ながら日本語の文章力にも及んでいる。抑制のきいたみずみずしい、スタスタと歩いていくようなテンポのある文章は、なによりの強みである。
言わずもがなのことを言えば、父上は作家の阿川弘之で、妹は現在八面六臂の活躍をしている阿川佐和子である。血筋はいい。弁護士業界の知られざる話などをもっと聞いてみたい。



