コリアン世界の旅
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #147734 / 本
- 発売日: 1997-01
- 版型: 単行本
- 372 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
1997年第28回大宅壮一ノンフィクション賞&第19回講談社ノンフィクション賞受賞。
日本、アメリカ、ベトナム、韓国、済州島、そして再び日本。
旅の中で見えてきた韓国・朝鮮系の人々が日本で生きるということ。
一番身近なアジアを知るための一冊。
なぜ、美空ひばりは「悲しい酒」を歌うたびに、涙を流したのだろう?
なぜ、孫正義・ソフトバンク社長は「毎日経済人賞」授賞式のスピーチのさなかに突然声を詰まらせて絶句したのだろう?
「蒲田行進曲」の銀ちゃんは一体誰だったのだろう?
映画「月はどっちに出ている」でのせりふの中に隠された意味とは何だったんだろう?
「紅白歌合戦」もプロ野球も、彼らがいなくては成り立たない。
著名人に限らず、私たちは毎日、知らぬまに大勢の韓国・朝鮮系の人たちと出会っている。それなのに、なぜ日本人の目には彼らが見えないのか。どのようにして見えなくされてきたのか。
一番身近だけど、一番見えにくい存在である在日韓国・朝鮮系の人々。
この謎を解くところから、私たちの「コリアン世界の旅」は始まった。そして、「不可視」が「可視」になった時、私たちのすぐ隣にある「コリアン世界」は、いったいどんな姿を現したのだろうか――。
内容(「BOOK」データベースより)
美空ひばり、孫正義の涙の理由とは?その疑問から私たちの旅は始まった。日本、アメリカ、ベトナム、韓国、済州島、そして再び日本。旅の中で見えてきた韓国・朝鮮系の人々が日本で生きるということ。一番身近なアジアを知るための一冊。
内容(「MARC」データベースより)
美空ひばり、孫正義の涙の理由とは? その疑問から旅が始まった。一番身近で、一番見えにくい存在である在日韓国、朝鮮系の人々。彼らが日本で生きるということはどういうことなのか。
カスタマーレビュー
アリラン峠を俺は行く
先日、古本屋で購入。出版から13年近く経た現在でも、古さを感じさせない。なぜ日本人の目には在日韓国・朝鮮人の姿が見えないのか。何がそうさせるのか。著者の旅の出発点はここにあるが、いまも問題の構造は何も変わっていないのではないか。むしろ、韓流ブームで韓国に対する親近感が増すほど、彼らの存在は希薄になる、そんな気さえする。
取材は困難を極めただろうと予想されるが、芸能やスポーツの世界から焼き肉、パチンコにいたるまで彼らの存在なくして語れない「コリアン世界」を丹念に描いている。とりわけ、在日歌手、新井英一の生きざまを記した最終章はこみあげるものがあった。
「アリラン峠を俺は行く」。そんな気骨ある人間がいま、どれほどいるだろうか。
「差別」と「区別」
「大宅壮一ノンフィクション賞」「講談社ノンフィクション賞」ダブル受賞作品と聞いて期待して読んだためガッカリしました。
野村氏の独断と偏見が多く読みにくいです。
例えば、ロス暴動で朝鮮系商店が襲われたのは日本の植民地支配が原因という記述。良いことも悪いことも日本が原因というなら理解できますが、悪い時だけ日本を持ち出しても説得力はないでしょう。
日本は朝鮮戦争やベトナム戦争で血を流さずに法外な利潤を得たという記述。朝鮮戦争が起こった時、日本は連合国軍に占領されており、ベトナム戦争にしても憲法の制約があり血を流したくとも流せなかったのではないでしょうか。(朝鮮戦争では日本人も掃海作業で死傷者を出しており、まったく血を流していないわけではないと思います)
差別と区別を混同するような記述もあり、全体的にいいかげんな本という印象をうけました。
九十六年当時はタブーを描いた衝撃的な本だったのだと思いますが、そのぶん現在の視点で見ればアラの目立つ本だと思います。
ターニングポイント
第28回大宅壮一ノンフィクション賞&第19回講談社ノンフィクション賞W受賞作品。
在日朝鮮・韓国人とは誰なのかという根本的なことから、彼らから見た世界や、彼らの置かれている現状を描いた作品。
今まで生きてきた中でおそらく知らずの内に接してきたであろう彼らについてあまりにも無知だったことを痛感した。また、これから生きていく中で彼らを見る目というより、様々な人種、民族が生きる世界全体を見る目が変わったかもしれない。私にとってまさにターニングポイントになった本かもしれません。
因みに、私は第12章に綴られている新井英一さんの「清河(チョンハー)への道」という50分ほどの歌を読破後に聴いて、心を揺さぶられました。
ソレデハ…





