新美南吉童話大全 (スーパー文庫)
|
| 価格: |
おすすめ度:
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #397704 / 本
- 発売日: 1989-08
- 版型: ハードカバー
- 379 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
「ごん狐」「おじいさんのランプ」「花のき村と盗人たち」をはじめ、新美南吉の不滅の童話43編、幼年童話47編そして興趣あふれるイラスト160点を全1巻に収録。
著者紹介
児童文学者。1913〜1943年。愛知県知多郡半田町に生まれる。県立半田中学校をへて、東京外国語学校英語部文科文学を卒業する。1931年、18歳のとき復刊した「赤い鳥」(鈴木三重吉の主宰)に「正坊とクロ」「張紅倫」その他童謡が投稿掲載される。この年、同誌の編集者であった与田凖一に認められ、北原白秋門下による童謡雑誌「チチノキ」に加入し活躍する。作品は、農村を舞台にその人情と自然をメルヘン的にしかも物語性豊かに描いたものが多く、暖かいヒューマニズムとペーソスとにあふれている。本書収録の作品の他に童謡、詩、小説など多数がある。
カスタマーレビュー
新美南吉を読むならコレ!!お得感いっぱいな一冊です。
新美南吉を読むなら、私はこの本をお薦めします。新美南吉の独特の温かさ、もの悲しさが感じられるお話が満載で、小さな子供から大人まで存分に楽しめること間違いなしです。名作からあまり知られていないような小品(幼年童話)まで90編ととにかく内容がとても充実しています。
また、今の時代にはあまり馴染みのない言葉や方言など、説明を要する語句や事項には解説や注記が添えられているのがとても良いです。例えば・・有名な『ごん狐』。ごん狐という名前の由来の説明や、『花のき村と盗人たち』では花のき村が実在の地名からつけられたらしいこと(ちなみに愛知県の県木はハナノキであること)など、こちらも「なるほど!」とついつい真剣に読んでしまいます。
雰囲気のあるイラストも新美南吉のお話にぴったりで良い感じです。
小さなお子様には小品である幼年童話から是非読み聞かせて欲しいです。短いお話の中にも日本語の美しさやお話のおもしろさを、きっと見つけることができるでしょう。
《同シリーズの宮沢賢治童話大全もお薦めです。》
おはなしの宝石箱
たとえば、あなたがある童話を読んで、
心が温かくなったり、
優しい気持ちになったり、
明日からがんばろう!と勇気づけられたり、
ちょっと涙したり・・・したら、
忘れずにその作者の名前を、確認してください。
もし、その作者が“新美南吉”という人であったなら、
迷わずこの本を買うべきです。
この本は一家の宝になります。
自分にとっても、お子様にとっても、お孫さんにとっても、
本の状態さえよければ、ひ孫さんにだって遺しておけるかもしれません。
新美南吉さんという若くしてこの世を去った一人の青年が
命と引き換えに遺してくれたおはなしの数々。
私は娘のために買った本の中に、
たまたま見つけた「木の祭り」というおはなしに、
いたく心を揺さぶられました。
そして、(誠に赤面のいたりですが)幼い頃よく聞かされていた
「ごんぎつね」「手袋を買いに」が、彼の作品だということを
妻から聞いて初めて知りました。
後日この本を書店で求め、自宅で読み進むうちに、
それらの作品は、新美南吉が遺したたくさんの宝石の中の
ごくひとつかみでしかなかったということを知ったのです。
この本の中におさめられているのは、
ひとつひとつがそれぞれの光をしっかりと放っている、
本当に大切な大切な“おはなしの宝たち”だと言えると思います。





