ワインズバーグ・オハイオ (講談社文芸文庫)
|
| 価格: | ¥ 998 1500円以上は送料無料 詳細 |
発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #28968 / 本
- 発売日: 1997-06
- 版型: 文庫
- 356 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
ヨーロッパ文学から離れて、土着派のマーク・トウェインなどと併せて、アメリカ文学として独立した画期的作品。後走者のヘミングウエイ、フォークナーなどに多大な影響を与えた。オハイオ州ワインズバーグ・オハイオという町を設定して、そこに住む人々の生活、精神の内面を描き、現代人の孤独や不安といった現代文学の主要テーマをアメリカ的背景のもとにとりこんだ。全体は22篇の短篇で構成。
カスタマーレビュー
オハイオのある田舎町に暮らす老若男女の22の物語
オハイオのある田舎町に暮らす老若男女の22の物語が、地元で新聞記者をしているジョージ・ウィラードという青年の存在を媒介にして、ゆるやかにつながっている。(ただし、ジョージ・ウィラードは決してこの小説の語り手ではなく、彼もまた語り手に俯瞰される人間の一人である。)
それぞれの物語の主人公たちは、語り手の鋭い描写力により、そのキャラクターを鮮やかに読者の前にあらわすが、読者が彼等のことを理解しきった!と思えることはないであろう。
最終章で、ジョージ・ウィラードの町からの旅立ちが描かれており、一瞬、青春小説のたぐいだったのかと思わされそうになるが、ジョージを見送る駅員についての描写などを読む限り、やはり青春小説ではないなと思わされる。ジョージが旅立ったあとに目にするだろう世界や人々の物語は、その前の章ですでに語りつくされているような・・・。
このような小説なので、さっぱり爽快な読後感を求める向きには歯がゆいものになるであろうが、これがどうしてなかなか味わい深い作品であるのは間違いない。
未婚の女性や禁欲的な生活を送っている方、あるいは何か重荷を背負わされて前に進めないと思っている方にとくにおすすめしたい。





