月下の一群―現代日本の翻訳 (講談社文芸文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #39817 / 本
- 発売日: 1996-02
- 版型: 文庫
- 650 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
大正14年、第一書房から刊行されたこの秀逸な訳詩集は、日本の現代詩に多大な影響を与えた。のみならず、多くの読者に愛読され続けた。訳者自身による度々の改訳のあと、著者満60歳、全面にわたり改訳された昭和27年白水社版、上田敏『海潮音』と並ぶ、雅趣豊かな名翻訳詩『月下の一群』。
カスタマーレビュー
とびきり贅沢な詩集
今、少しずつこの本を読んでいるのですが、質・量ともにすばらしい詩集です。
言葉の一つ一つがとても綺麗でシンプルで、翻訳者の技量やセンスが際立って優れている、贅沢な詩集だともいえます。
というのは、最初から通して読まなくても、ランダムに引っ張り出していつでも読めるという融通が利くから、とても贅沢。
まるで、とびきり上等のワインを飲みながらフルコース料理をゆっくりと堪能しているようにもとらえられる、そんな優雅な夜のような感覚をも味わえるかのよう。
秋の夜長の月下に、贅沢なおしゃれな詩集を味わってみてはいかがでしょうか?
月明かりで読む詩集って、とてもロマンチックですね。
演奏家は月明かりを浴びて
小生にしては いささか異例だが この本に初めてのレビューを書いているRaikaさんの文章に感銘を受けて 今 これを書いている。非常にイメージの湧くレビューである。まずは本書とは関係ないのだが。
翻訳詩集は沢山あるが この月下の一群が白眉であると思う。堀口大学という詩人の代表作だとも思う。翻訳が代表作という詩人というのもおかしな話だが それだけ独創的な翻訳なのだと思う。
そもそも詩を翻訳など出来ようか? そんな究極の難問に立ち向かう堀口の足取りは しかし 軽やかである。「作曲家」と「演奏家」という区別が音楽にあるが その意味では 本作の堀口は「演奏家」である。そう 音楽と同様に 演奏家には その曲を解して 新しい世界を作り上げることも出来るのだ。





