銀河鉄道の夜 少年少女日本文学館 (10)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #307584 / 本
- 発売日: 1985-11
- 版型: 単行本
- 309 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきとほつた風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かはつてゐるのをたびたび見ました。わたくしは、さういふきれいなたべものやきものをすきです。――童話集「注文の多い料理店」
序文より
著者紹介
1896(明治29)年8月27日、父政次郎、母イチの長男として岩手県稗貫郡里川口村川口町(現在花巻市豊沢町)に生まれる。家業は質屋・古着商。
カスタマーレビュー
思考回路を妨げずに、宮沢賢治の世界を堪能できるようになっている
二人の子供たちと盛岡の宮沢賢治記念館に行く機会があって、なかなか楽しい一日を過ごしたことがありました。話題が醒めないちに、子供たちに宮沢賢治の本を買ってあげたかったのですが、(大人の説明なしでは)なかなか一人では読みにくかろうなあと思案していたころにめぐり合ったのがこの本でした。
難しい言葉や単語は右側に目立たない朱色のサイドラインと現代語訳が付記されています。また、詳細な説明がほしい場合は、左側上部に解説や絵がおかれています。辞書を引いたり、大人に助けを求めたりすることなく、思考回路を妨げずに、宮沢賢治の世界を堪能できるようになっているではありませんか。そしてここぞというところでは、左側全ページを使ってカラー挿絵が置かれているのです。
宮沢賢治の写真資料は本の始めに7-8ページおかれており、巻末には解説と略年表があり、申し分ないフォローがされています。また、大事なことですが、購入してから10年ほど経つのに紙が変色していせん。かなり良心的な本作りがなされていると判断できるでしょう。
この本の最初の短編「セロ引きのゴーシュ」は、購入したときに読んで感心したことを覚えています。そしてまた昨今、この本を引っ張り出したときに思わず読みふけってしまい、同じように感心してしまったのです。必要としているのは子供より大人なのかもしれませんね。




