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下天は夢か〈1〉 (講談社文庫)

下天は夢か〈1〉 (講談社文庫)
By 津本 陽

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  • 発売日: 1992-06
  • 版型: 文庫
  • 399 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
尾張半国を従えて、国守大名に成り上る寸前に、父信秀は病死した。内外に敵ばかりの家督を継いだ信長は、骨肉争う内戦を勝ち抜き、勇猛果断な進退と、徹底した諜報調略で、凄絶な乱世を切り開き、遂に強敵今川義元を、桶狭間に討ち取った。〓@62E4たけた吉野との愛情が、唯一の心のやすらぎである日々。


カスタマーレビュー

面白い!5
歴史小説といえば司馬遼太郎という思いがあり、小説として禁則である単語で感情を書いてしまう津本さんの文体に最初はとまどいましたが、読み進めてみるとこれはこれで味があって非常におもしろくなってきました。
一行一行が完結した文章となっているので小説を書くような文体ではないのですが、読み手がそれを集計すると、演劇のようなひとつのシーンが見えてきます。
一言でいうと歴史書を現代訳に書き下した感じです。
こう書くとつまらないのかと思ってしまいますが、エピソードが細かく描かれているので自分の知りたかったたくさんの情報を手に入れる事が出来ます。しばらくは津本さんの作品にはまりそうです。

実につまらない2
津本氏の歴史小説は、そのほとんどが
「誰がどうした」の連続で、歴史上の謎を推理したり、
人物や時代背景を考察する、というような芸が無い。
資料をまとめて時系列で並べただけのような気がする。

戦のシーンなどではもっと盛り上がってもよいと思うのだが、
郡の編成が延々と記載されていたり、誰がどこに攻め込んだ、などが記載してあるだけだ。

信長を知るためには参考になるが、「読み物」として楽しめるとは思えない。

この「下天は夢か(信長)」のほか、
「夢のまた夢(秀吉)」「乾坤の夢(家康)」「伊達政宗」など、
全て同じ調子で、司馬遼太郎氏のような深い考察と史観を求める向きには、つまらなく感じると思う。

紙芝居2
筆者の作品でも著名な一つ。たしか日経新聞に連載されていた。その頃は非常に面白いと思ったのだが本になって通して読むと案外つまらないので不思議に思った。一つ一つのエピソードは上手く描かれるのだが全体的には妙に平板で人間のドラマが感じられない感じ。紙芝居的というか。気楽に読み進めるという利点はあるが。