水車館の殺人 (講談社ノベルス)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #343684 / 本
- 発売日: 1988-02
- 版型: 新書
- 273 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
惨劇に彩られた「十角館」と同様、奇矯な建築家・中村青司の手になる「水車館」。古城を彷彿させる館の主は、過去の無惨な事故ゆえ常に仮面をつけた藤沼紀一。妻は幽囚同然の美少女。1年前に起こった奇怪な殺人と、一人の男の密室からの消失。舞台は整った。1年後のいま、戦慄の大トリックが待ちうける!
著者紹介
昭和35年京都生まれ。京大教育学部卒。現在、同大学院に在学中。専攻は教育社会学(逸脱行動論)。京大推理小説研究会が生み出した、本格推理の若きエース。島田荘司氏が熱いメッセージを寄せたデビュー作『十角館の殺人』は、従来のミステリに飽き足らぬ思いを抱いていた読者の圧倒的な支持と共感を得た。処女作にして週刊文春昭和62年度ミステリーベスト10入りを果たす。
カスタマーレビュー
本格派!
~これぞ新本格派!初めて綾辻氏の館シリーズを読んだときには、感動しました!
「本格派と呼ばれる巨匠達の作品に負けるとも劣らない。
なんてすごい作家がでてきたんだ!」
と、勝手に感動していたわけなのですが、その綾辻氏の館シリーズの中でも、
とりわけてお勧めなのが、この水車館の殺人です。
館シリーズをまだ読んでない方には、
基本的に~~出た順番に読まれる事をおすすめします。
水車館…は、シリーズ2作目にあたりますが、設定や人物像が無理なく、
1年前と現在を行き来する形でストーリーが進行しているので、
知らず知らずのうちに綾辻ワールドに引き込まれていくでしょう。~
新本格15周年綾辻さんの足跡
新本格の発火点となった綾辻氏の二番目に出した作品。
十角館でミステリの可能性を見た方はもう一度驚くことになる。
あっと驚く「館」のトリック。
綾辻氏ならではのミステリを体験できるであろう。
〈館〉シリーズ第二作
車椅子に乗った仮面の当主。
殺人を犯し、失踪した容疑者。
そして、バラバラにされ、誰であるか判別できないほど損傷した焼死体……。
ミステリのセオリーを知っている人からすれば、この情報だけで、
「ああ、×××××トリックか」と気づくと思います。
しかし、そのトリックだけでは説明しきれない部分があり、それをどのような
「仕掛け」で成立させているかが、本作の読みどころの一つといえます。
本作は、一章ごとに「過去」と「現在」のパートをカットバックの手法で
描いていく構成がとられており、真相を細部まで推理し尽くすためには、
注意深く、両方の描写を読み込む必要があるのです。
そして、結末のシーン。
謎解きがすべて終わった後で、作者が読者に開帳する
「サプライズ」には、驚きというより、美しさを感じました。





