吉田松陰・留魂録 (講談社学術文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #1570 / 本
- 発売日: 2002-09
- 版型: 文庫
- 217 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
切々と愛弟子に訴える最後の訓戒
炎の教師、松蔭の遺書
読みやすい大文字版
身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも 留置まし大和魂
志高く維新を先駆した炎の思想家吉田松陰が安政の大獄に連座し、牢獄で執筆した『留魂録』。
愛弟子へ切々と訴えかける最後の訓戒で、死に直面した人間が悟り得た死生観を書き記した格調高い遺書文学の傑作を味読・精読する。
内容(「BOOK」データベースより)
志高く維新を先駆した炎の思想家吉田松陰が安政の大獄に連座し、牢獄で執筆した『留魂録』。愛弟子へ切々と訴えかける最後の訓戒で、死に直面した人間が悟り得た死生観を書き記した格調高い遺書文学の傑作を味読・精読する。
著者について
■古川薫(ふるかわかおる)
1925年、下関生まれ。山口大学教育学部卒。教員、新聞記者を経て、1970年から文筆活動にはいる。1993年、直木賞受賞。著書に『長州歴史散策』(創元社)、『異聞岩倉使節団』(新潮社)、『漂泊者のアリア』(文芸春秋)、『吉田松陰とその門下』(PHP研究所)、『留魂の翼』(中央公論新社)、『暗殺の森』(講談社)など多数。
カスタマーレビュー
題名通りにこれこそ”魂の書”
すごい人である。本当にすごい人である。なぜか。1)当初捕縛された際の罪状だけでは死罪にはならなかった。しかし、幕府を覚醒させるべくこれまでの所行をすべて告白する。結果、死罪を被る、2)その際、自分の刑死が、後進の者ものを目覚めさせ、しいてはこの日本を新生させることにつながるとしたその心意気と達観、さらに本書にあるように、3)このように澄み切った、しかも潔さで死に臨んだ。いずれも、われわれには真似することさえ叶わない偉業である。ただただ偉業である。さらに、清明たるその死に対し、遺書である本書の原本が後世に受け継がれるまでの波瀾万丈の物語にもまた、私は涙を禁じえなかった。われわれ日本人は、このような方を先達にもつことが叶い本当に幸福である。日本人に生まれ落ちたことを感謝せねばなるまい。蛇足ではあるが、私は医学領域の末席に携わるものである。さる医師が、末期にあるさる患者様に本書を、さらにいうなれば第八章の御文を与えたところ、死に臨んでの覚悟が定まり、ある種の喜びをともなった諦観をその方にもたらした、という逸話にもまた、多くの人々は感動と感涙に誘われるであろう。我々は、先人たちが血と汗と涙でつづってきた日本の歴史と、この素晴らしい祖国日本を守っていくべき責務があるのだと、読後つくづく感じ入った次第である。
あまり時間はありません...
「 燃える命 」と出会いました。
吉田松陰が全身全霊をぶつけ死の前日に書き上げた留魂録が
理想的な形で蘇りました。手のひらに収まる文庫に収まったことで、
松陰先生を肌身離さず持ち運べることになりました。
人生に限りがあるとするならば、ポケットに入った留魂録の原文五千字と
ふとした時間に向き合うことが自らを昂ぶらせることになるのです。
僕はこの本を買って、毎日松陰先生の魂と向き合うことになりました。
人生に限りがあることをハッキリ意識することは、命を大切にすることです。
松陰先生が僕たちに語り掛けてきます。僕たちは答えを出さねばなりません。
いかに生きるのか? 何をなすべきか? 人生の目的は?
二十一回猛士の首が落ち、志士たちは走り始めました。
僕たちは、いつになったら命懸けになれるのでしょうか?
2030年8月4日(日)、松陰先生の生誕200年を迎えます、
この日までには結論を出したいところです。
あまり時間はありません...
【魂留録】
吉田松陰が最期に同志たちに宛てた、魂の絶唱です。処刑前日の夕方に書き上げた物ですが、遺書と言うよりは最期まで檄文であるように感じるのが流石吉田松陰先生。しかし第八章では壮絶な悲壮感もあります。
魂留録 本文の前に、簡略な松陰先生の経歴や久坂玄瑞ら松門四天王たちの経歴なども書かれており、古川先生の読み易い文体で現代語訳された【魂留録】自体も素晴らしいです。松陰先生がお好きな方は是非、お求めになられるべき一冊です。





