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くもの糸・杜子春(新装版)-芥川龍之介短編集- (講談社青い鳥文庫)

くもの糸・杜子春(新装版)-芥川龍之介短編集- (講談社青い鳥文庫)
By 芥川 龍之介

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  • Amazon.co.jp ランキング: #78802 / 本
  • 発売日: 2007-11-29
  • 版型: 新書
  • 233 ページ

エディターレビュー

内容紹介
くもの糸:大どろぼうの犍陀多(かんだた)は、死後地獄で苦しんでいた。
お釈迦様は、昔犍陀多がくもを助けたのを思い出し、極楽からくもの糸をたらした。
それにすがって、犍陀多は極楽をめざしてのぼっていくが……!?
杜子春:仙人のおしえで、2度まで一夜にして都でいちばんの大金持ちになった
杜子春(とししゅん)は、世の中のむなしさから、仙人になろうとするか!?
芥川龍之介の名作11編を収録!

内容(「BOOK」データベースより)
くもの糸:大どろぼうの〓(かん)陀多は、死後地獄で苦しんでいた。お釈迦様は、昔〓(かん)陀多がくもを助けたのを思い出し、極楽からくもの糸をたらした。それにすがって、〓(かん)陀多は極楽をめざしてのぼっていくが…!?杜子春:仙人のおしえで、2度まで一夜にして都でいちばんの大金持ちになった杜子春は、世の中のむなしさから、仙人になろうとするが!?芥川龍之介の名作11編を収録。小学上級から。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
芥川 龍之介
1892~1927年、東京大学英文科在学中より「新思潮」に柳川隆之介のペンネームで作品を発表。夏目漱石門下生となり、大学卒業の年に発表した「鼻」の成功によって、新進作家の地位を確立した

百瀬 義行
1953年、東京生まれ。スタジオジブリの演出アニメーター。『おもひでぽろぽろ』(’91)『平成狸合戦ぽんぽこ』(’94)で絵コンテ作画を担当。『ホーホケキョとなりの山田くん』(’99)では演出、『ギブリーズepisode2』(’02)で監督をつとめた。またCMやPVの演出などもてがけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

子どものころにこの本があったならと思えるぐらい良い本5
芥川龍之介の短編集

小学校高学年、中学生向けに構成された「青い鳥文庫」シリーズの芥川龍之介の短編集
収録されているのは
・クモの糸 地獄から抜けられるクモの糸と地獄の罪人の話
・杜子春 3たび人生に躓き、仙人になろうとした話
・魔術 欲心をおこしたら二度と使えない魔術の話
・たばこと悪魔 キリスト教と共にやってきた悪魔と牛商人の話
・白 白という犬が仲間の犬を見殺しにしてからの話
・雛 外国人に売られてゆくひな人形をめぐる話
・トロッコ 夢であった工事のトロッコを押すことにより起こった出来事
・龍 嘘がひろまってしまう話
・鼻 大きな鼻を持った坊主の話
・3つの宝 3つの宝をもった王と3つの偽の宝をもった王子が両者とも勝つ話
です。

文章は最小限、新仮名つかい、現代表記に変えているせいか、とても読みやすいです。
また挿絵が、スタジオジブリの演出アニメーターでどうも、見覚えのある暖かい挿絵だなぁと
思っていました。

ほとんどの作品は遠い昔読んだはずなのですが、さすが名作ぞろいで
すばらしい小作品ばかりです。また解説も芥川龍之介のことを端的に
言い述べ、多分解説の方もこの短編集の選定に関わったのでは無いかと
思えるぐらい短めの解説です。

すべて短編ですので、子どもと一緒に読んで感想を話し合うのに
とても良い本だなと思いました。子どもには難しい羅生門などが
含まれていないこの本は、芥川龍之介の発端を知る意味でも
良い本だと思います。