中核VS革マル(下) (講談社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #85020 / 本
- 発売日: 1983-01-10
- 版型: 文庫
- 269 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
かつては高揚する学生運動をささえていたはずの中核と革マル。だが、果てしないその対立は、鉄パイプによる内ゲバ殺人へとエスカレートしていった。世界の社会運動の歴史においても稀(まれ)にみる激烈で凄惨な両派の内部抗争の局面を戦後の学生・労働運動の流れに遡(さかのぼ)って詳細に跡づける衝撃の実態レポート。
著者紹介
1940年、長崎に生まれる。東京大学(仏文科)卒、文芸春秋入社、「週刊文春」編集部員。のち東大(哲学科)に再入学。現在、フリー。著書『思考の技術』(日経新書)『田中角栄研究・ 全記録(上)(下)』『中核VS革マル(上)(下)』『日本共産党の研究(1)(2)(3)』(各講談社刊)『アメリカ性革命報告』(文芸春秋刊)『宇宙からの帰還』『脳死』(中央公論社刊)他。
カスタマーレビュー
勝利なき戦い
近年、重信房子の逮捕やよど号事件の娘達の北朝鮮からの帰国などで赤軍系のその後というものが話題になったが、その一方で忘れてはならないのがこの著書のテーマの二大新左翼勢力である(であった)中核と革マルだろう。下巻では上巻に続く形で70年代前半、両勢力のテロ合戦の激化がいかなるものであったかが展開される。基本的には上巻を読んでおかないと最も基本的な両派の性格からその戦いの泥沼化まで、どのような流れの中でおきてきたのかすらつかめないだろう。なので、上巻をまず読むことをお勧めする。
しかし、そのテロ合戦たるや壮絶なものだ。誤爆も含めて多くの血が流れ、命を落としたものも多い。何故、両派はそこまでしてまでも戦ったのか?どうしてそうなっていってしまったのか?この点に対するなぞ解きについては皆さんにも読んでみていただきたい。最後にこの実際に起こった出来事に対する歴史的で普遍的な、そして教訓的な提言がされることになる。それはいったいなんであるのか、これは今を生きる私たちも常に問いかけられている大事な問題であろう。
もういい加減、やめてぇー!!!と叫びたくなってしまうのは私だけだろうか???
上巻で凄まじい凄惨な場面を見せつけられ、もうそろそろ終息に向かうだろうと、何も知らずに希望的観測をしていた私。しかし、それからであった!!!本当に凄まじい「戦争」になるのは!!!あぁ、何とかならなかったのか!!!何とかできなかったのか!!!しかし、それにしても、人の命を何だと思っているのだろう!!!「誤爆」???「せん滅」???何だ!!!その表現は!!!ゲームでもしているつもりか!!!読後、しばらく、何をどう考えていいかわからなかった。しばらく経ってから、頭の中を整理すると、やはり一番強い思いは悲しみであった。そして、空しさであった。幸い、○○年違いで生まれて来て良かった!!!私は、殺すのも、殺されるのもイヤだ!!!!!不幸にも被害に遭われた方のご冥福をお祈りしたい!!!!!
中核派と革マル派の概略を知る本。
中核派と革マル派について概略を知ることが出来ます。一般の読者の興味はこれで満たされるでしょう。立花隆の文章は分かりやすいのですが理詰めで退屈だと思われる方もいるかも知れません。本書に流れる底流は終盤で明確に言語化されます。結論は極めて常識的なものです。





