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ひつじが丘 (講談社文庫)

ひつじが丘 (講談社文庫)
By 三浦 綾子

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  • 発売日: 1980-09
  • 版型: 文庫
  • 364 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
愛とはゆるすことだよ、相手を生かすことだよ……つらくよみがえる父母の言葉。良一への失望を胸に、奈緒実は愛することのむずかしさをかみしめる。北国の春にリラ高女を巣立った娘たちの哀歓の日々に、さまざまの愛が芽生え、破局が訪れる。真実の生きかたを真正面から見すえて感動をよぶ「愛」の物語。


カスタマーレビュー

愛するということ4
カップルや既婚者にオススメします。
「愛している」と言った事はありますか?具体的にはどんなことなんでしょう?
そんな疑問をキリスト教は教えていますが、宗教には興味がないという人も、受け入れ易い本です。
この本ではさまざまな愛の形が現れます。嫉妬、恨み、屈折した愛・・
心と体の葛藤もあり、人の弱さや信じることの難しさなどさまざまな立場の登場人物に自分が似ていると思うこともあり、
またいずれも人間がいかに弱いかということを知らしめてくれる本です。
主題としては「愛するということは許すことであり、相手を生かすことである」とあるが詳しくは本をじっくりと読んでいただく方が良いと思う。
あなたは、彼氏(夫)彼女(妻)を愛していますか?
どんなことがあっても許せますか?相手を生かしていますか?
そんな風に問いかけてくる本です。

キリスト教の学校に通っていた(いる)方におすすめ5
最初はただの恋愛小説かと思いました。でも最後まで読んだとき、感動して涙がこぼれ、この作品のテーマである"愛することは、ゆるすこと”の意味がわかった気がしました。
私は信者ではないのですが、通っていたキリスト教の中高で毎日言わされていた祈りの一節に、"われらが人をゆるすごとく、われらの罪をゆるしたまえ”というのがあったんです。そのころはちんぷんかんぷんでしたが、この本のおかげで目からうろこが落ちたかんじです。
すごく読みやすいので、中学生くらいから楽しめるとおもいますよ。

愛する事5
「塩狩峠」「氷点」に続いて読んだ作品です。
若くて未熟すぎて深く考えず結婚まで至ってしまう主人公・奈緒美。夫・良一さんの意外な面を知ったとき、それを見抜けなかった自分を省みることのしない人間の身勝手さがリアルに描かれています。
「愛することとは許すことだよ」。この言葉は作品のテーマでもあり、それを実行できなかった奈緒美は悲劇を呼ぶ事になるのです。
読みやすい作品ですが、奥が深く何度も読んで欲しいと思います。