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京都見廻組与頭 剣鬼・佐々木只三郎 (学研M文庫)

京都見廻組与頭 剣鬼・佐々木只三郎 (学研M文庫)
By 峰 隆一郎

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  • Amazon.co.jp ランキング: #163076 / 本
  • 発売日: 2001-03
  • 版型: 文庫
  • 323 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
直参・佐々木只三郎は神道精武流の遣い手で、将軍家のために死ぬことこそ己の本懐としていた。しかし、武士が武士でなくなり、もはや徳川の屋台骨は傾いていた。幕府の浪士組から京都見廻組の与頭となった只三郎は、京の町で勤王の志士を次々に斬り殪し、闇に葬る。尊王攘夷に転じた清河八郎を暗殺し、薩摩と長州を同盟させた坂本竜馬にも、迷うことなく、鋭い太刀を向ける。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
峰 隆一郎
1931年、長崎県生まれ。日本大学芸術学部中退。雑誌ライターを経て、79年に「流れ灌頂」で問題小説新人賞を受賞。以後、時代小説、推理小説を多数著し、人気作家となる。主な著書に『人斬り弥介』『柳生十兵衛』『素浪人宮本武蔵』『富札を斬る』『奸賊を斬る』ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

アダルト小説?1
めったに小説や研究の素材にされない見廻組。そういった意味ではこの本は貴重である。しかし読んでがっくりした。内容のほとんどが実在もしない女たちとの性描写だ。佐々木さんはそんな人だったの?確かに当時の時代ということもある。しかし架空の女性を次々に登場させてあからさまな性描写ばかりを描くというのはいかがなものか。もちろんそんな場面だけではない。特に最後の坂本龍馬暗殺は息を呑む。しかし私には、性描写の中にまともな場面がちらっちらっと入ってるようにしか思えなかった。この本で佐々木只三郎の事を分かったつもりになってはいけない。著者の別の作品に「新選組局長首座芹沢鴨」があるが、性描写においては只三郎と芹沢鴨が全く同じ性格である。著者は主人公を変えても性描写は変えたくないらしい。女性の読者には読めたものではない。この本のなかで女がまるでセックス魔のように描かれているが、現実にはそんな女はいないのよ、男性諸君。

最後に只三郎の生存説に関して。これまで西郷隆盛にしても原田佐之助にしても歴史上の多くの人物の生存説があるが、どれも真実だったためしはない。新選組の生き残りが明治政府ができてからも生きていくことはできたのだから別に只三郎をわざと死んだことにする必要はない。兄の証言も信用できるものではない。よって只三郎生存説はかなり眉唾としかいいようがない。 

佐々木只三郎は生きていた?4
新撰組に関する本は数あれど、見廻組に関する本は意外と少ない。坂本竜馬が暗殺されたことは知っていても、見廻組の手によるものだということを知る人は意外と少ない。本書はその見廻組および佐々木只三郎について記された貴重な文献である。本書では新撰組の面々も登場する。新撰組ファンの方達にも一読してみて頂きたい。佐々木只三郎は鳥羽・伏見の戦いで戦死したといわれているが、本書では実は明治20年まで生きていたと、実兄の話として伝えている。司馬遼太郎は佐々木只三郎のやり方を陰湿で好きになれない。新撰組の方がさわやかな感じがすると書き残しているが、皆さんはどうお感じになるだろうか?