幸福を売る男
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #571510 / 本
- 発売日: 2005-04-25
- 版型: 単行本
- 505 ページ
エディターレビュー
出版社 / 著者からの内容紹介
50歳を過ぎて女性と縁が遠くなっていた男が官能小説を書く。
リストラされて、妻からも離婚され、なにもやる気を失っていた真二郎の下に、官能小説を書かないかとという話が舞い込んでくる。性欲を捨てていたと思っていた50男が、巡る様々な女性とは・・・。大人の情愛小説。
内容(「BOOK」データベースより)
リストラされ、女房に逃げられた上条真二郎は、なにもやる気がない毎日を向島のマンションで送っていた。ある日、真二郎は出版社に勤める、大学時代の同人誌仲間・石山から、官能小説を書くことを勧められ、小説を書き始める。女房しか知らず、女に縁がない真二郎だったが、題材を探して隅田川沿いを散歩中、橋に佇む女に強い関心を抱く。彼女を尾行し六本木まで向かいながら、もう捨て去っていたと思っていた真二郎の恋愛感情が呼び戻される―。隣に住む芸者。石山の後輩の女性編集者。料亭の女将。様々な女性の悩みに触れるうちに、真二郎は…。大人の男が女性にしてあげられることとは―。大人の生真面目な、恋と、性と、愛の物語。
内容(「MARC」データベースより)
リストラされて、妻からも離婚された真二郎の下に、官能小説を書かないかという話が舞い込んでくる。性欲を忘れていたと思っていた50代の男にやってきた様々な女性との出会いは…。『男の隠れ家』連載を単行本化。
カスタマーレビュー
50代の主人公の生真面目さと性、そして大人の恋愛が描かれる作品
リストラされてやる気を失い、女房しか知らず女性に縁の無い主人公が、大学時代の同人誌仲間から官能小説を書くことを勧められ、小説を書き始めるが、題材を探して散歩中に隅田川の橋に佇む女性に関心を抱き、恋愛感情が呼び戻される……。
物語は、下町の人情を絡めながら、50代の主人公の性と中年男性の人生の転機を描いた作品。女性への恋愛感情は勿論のこと、隣に住む芸者、女性編集者、料亭の女将など、様々な女性達の悩みにも触れ、主人公の生真面目さと大人の恋愛が描かれ、読みごたえある作品です。
中年男性のあったかさと幼さ
リストラされ、妻にも逃げられた男性が、50歳を過ぎてひとりになり、官能小説家としての再スタートを図ろうとする。向島という下町で、出会った若い女性摩耶に心惹かれつつ、芸者、編集者、昔の憧れの人とも接する中で、次第に彼の存在が収まらなかった関係をあるべきところへ戻していく力になっていく‥。
力強いものは何もなく、むしろあわあわと、流されるように物語は進んでいきます。中年のしょぼくれた男が、次第に魅力的に思えてくるからふしぎです。彼のふわふわとした雰囲気と、彼の書く官能小説の過激さがあまりにミスマッチなところが、また面白かったです。
登場する人物すべてがみんな愛すべき個性をもっていて、向島という独特の世界で息づいていました。個人的には主人公の友人「石山」が魅力的で好きです。




