社会起業家に学べ! (アスキー新書 69)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #179994 / 本
- 発売日: 2008-06-10
- 版型: 新書
- 263 ページ
エディターレビュー
内容紹介
社会起業家とは、利益のためではなく社会問題を解決するために、独自のビジネスモデルで事業を興す人たちのこと。
欧米では、30代前半でマイクロソフトの要職を捨て、アジアの貧困国の子どもたちに本や図書館を供給するNGOを立ち上げたジョン・ウッドなど、話題となっている人も多い。ちなみにアメリカでは、07年大学新卒者の人気就職先リストの5位と10位が社会貢献のためのプログラムだというほど、社会事業への意欲は高まっている。
日本でも、元サッカー選手の中田英寿氏など、そうした生き方に共感する人が出始め、「情熱大陸」登場の26歳の起業家・山口絵理子氏らテレビや雑誌で取り上げられる例が増えてきている。彼らの挑戦は、地域再生から途上国支援、生活に身近なワーク・ライフ・バランスや環境保護まで多岐にわたる。
本書では、そうした日本の21団体の取り組みを紹介。それぞれの分野で世の中を変えていこうとする情熱はもちろん、注目したいのは持続可能なビジネスとして、彼らの創意工夫、アイデア、行動力が抜きんでていることだ。既存の社会的な仕組みを超えていく彼らの生き方・考え方は、多くのビジネスパーソンにも示唆を与えるだろう。
内容(「BOOK」データベースより)
社会起業家とは、利益のためではなく社会問題を解決するために、独自のビジネスモデルで事業を興す人たち。創意工夫、アイデア、行動力、持続性、そして世の中をよくしようとする情熱に溢れた彼らの挑戦は、世界を変え、私たちの意識を変革していく。いま日本で活躍中の21団体の軌跡を一挙紹介する、注目の書。
著者からのコメント
社会起業家になりたい人も、社会起業家を支援したい人も、必読の1冊です。
なお、この本の印税のうちの10%(本体価格の1%)は、NPO法人ETIC.に寄付され、社会起業家を育成する事業活動に使われます。
読者はこの本を買うだけで、日本に新たな社会起業家を増やすお手伝いができます。
カスタマーレビュー
題名ほど内容がない
中身が薄い。いいことをしていると著者が認識した人の活動を紹介しているのが大半(9割近い)。社会貢献をなんでもいいからしてみたい、という人には参考になるだろうし、世の中には偉い人がいることを知りたい人にもお勧めだが、それ以上の興味に応えるほどの情報がない。雑誌や新聞で「こんな素晴らしい人がいます」という連載があったとして、それを本にまとめた、というレベル。
実際に社会起業したい、と考えている人には、特に役立つ内容はないと思われる。
団塊世代の革命家は企業に入り、今の若者は社会起業家で世界を変える?
私が「社会起業家」というのを知ったのは、フローレンスという病児保育を業務にしているNPOについての本を読んだのがきっかけです。
ソーシャルベンチャーとか、ソーシャルアントレプレナーなどとも呼ばれています。
30年〜40年ぐらいの若者たちは大学闘争で、社会を変えようとしたが、挫折した多くの人たちは、既成の企業にはいり、団塊世代と呼ばれ、企業の成長とその中での出世争いに、人生の多くの時間を費やしたのではないでしょうか。
ところが、いまの若者の中には、社会起業家として、NPOや企業をたちあげ、社会のためになり、自分でもやりがいのあることを職業としようとしています。
フローレンスについて書かれた本にもあるとおり、社会を変えることをあきらめず社会起業家になり、社会を変えることを職業にしようとしていると言えるでしょう。
その実例を紹介したのが、本書です。学生耕作隊を組織して農業に貢献しようとする人、千葉県木更津市の町おこしのベンチャーを学生時代に立ち上げた人など……。
驚くのは、その本書が、かなりの人たちの支持を集め、ベストセラーの一角に入ったことでしょう。
こんな動きを支持する若者が、多くいるということを示していると思われ、今後の日本の経済社会を考えるうえでも、無視できない著作でしょう。
make the world a better place!
社会問題を解決するための活動はただ1回やればいいというわけではない。持続
的・継続的に続けなければ意味がない。寄付に依存したボランティアやNPOではな
かなか効果を上げるのは難しいだろう。そこで今注目されているのが社会起業家
である。
社会起業家は社会問題を解決する仕事(ビジネス)を自ら作りながら働いている。
ビジネスの要素を取り入れることで、生きるためにお金が必要な人も仕事として活
動に参加できる。ビジネスなので責任が高まり、援助を受ける側も善意がいつ途切
れるのか心配する必要も少なくなる。「仕組み」ができているので活動が継続でき
る。
本書はそのような社会起業家、もっと言えば日本の若い社会起業家を紹介する本
だ。「地域再生」「キャリア支援」「ワークライフ・バランス」「農業再生」「在
日外国人支援」「途上国支援」「環境保護」「NPO/NGO支援」という8つの分野で
活動している21の団体が紹介されている。
実例が紹介されているので「社会起業家はこういうことをしているのか」と実感
がわく。社会問題を解決する、というとなんだか大それた目標の気がするが、実際
に彼らが行っているのは身近なこと、また自分自身ができることであることが多い。
自分にもなにかできるかも、小さなことでも始めてみることが大事なのかと感じた。
この本はライターが取材して書いたオムニバス形式の本だ。なので社会起業家に
興味をもち「もっと社会起業家の活動を深く知りたい」という人は別の本も参照す
るといいだろう。社会起業家が書いた本などを参照すれば、もっと活動の内容が深
く知れる。
行政や他人に頼るのではなく、日本をより良い社会にするために自分になにがで
きるか。そのことを考えるうえで多くの示唆を与えてくれる本だ。





