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警視庁捜査一課特殊班 (角川文庫)

警視庁捜査一課特殊班 (角川文庫)
By 毛利 文彦

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  • 発売日: 2004-08
  • 版型: 文庫
  • 380 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
これが警視庁捜査一課の秘密部隊だ!
誘拐や立て籠もりなど極めて卑劣な犯罪に対峙する特殊班は、その任務が重大なあまり、姿が表面に出ることはない。彼らが手がけた事件を再現し、捜査テクニックから歴史、今後の課題まで、その全貌に迫る!

内容(「BOOK」データベースより)
誘拐や立てこもり、ハイジャックなど、きわめて卑劣な犯罪に命がけで対峙する刑事の一群がいる。警視庁捜査一課特殊班。その任務が重大なあまり、姿を表に出すことを許されない秘密部隊だ。身代金誘拐犯や企業恐喝犯との攻防、指名手配犯の逮捕、オウム真理教教祖の逮捕など、彼らが手がけた主要事件を克明に再現。ベールに包まれた特殊班の全貌に迫る、衝撃のノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
毛利 文彦
1963年、静岡県生まれ。警察問題や司法問題を中心に取材活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

刑事警察の特殊部隊5
誘拐犯との神経戦
立てこもり事件での人質救出
そしてハイジャック

オペレーションとしての性質が強い特殊班の作業は
犯人の行動を予測して「先へ、先へ」と包囲網を形成していかなければならない。

 その様子を、実際にあった事件をとおして書かれています。

 特殊班という存在はこの本ではじめて知りました。
電話で誘拐犯を現金受け渡し現場に誘導する様子や、
 立てこもり事件の現場に突入する様子など、
 冷静に書かれているのですが大変迫力があります。
 犯人との心理戦や、逮捕術のほかに
 各種の集音マイクや閃光弾、トラックの姿をした工作車
 トカゲといわれるバイク部隊
 予測しながら作業をすすめ、間違いを起こすと人質の命が危険になる現場。
 その緊張感が伝わってきました。
 とても興味深い本でした。

あっという間に読めてしまいました5
なんとなく手にとった一冊でしたが、次第に夢中になり、寝るのを忘れて読み上げてしまいました。
有名な事件の再現が多いのですが、そのリアリティがものすごい。
まるで著者が現場にいて一部始終を見てきたかのような臨場感です。
関係者の証言でここまで書けるとは、素材のよさだけでなく、ライターの書きっぷりに感心させられます。
それから、この類の本にありがちな、警察にこびていない著者の姿勢に好感が持てました。いいところ、わるいところをきちんと突き放して書いています。その意味でジャーナリスティックでした。
角川のwebを見たら、来月には著者の新刊「(仮)警視庁捜査一課強行班」が予定されているとのこと。
強行班といったら、殺人や強盗でしょうか?
とても楽しみにしています。

とにかく面白い。感動した。5
この本は特殊班という刑事警察のひとつの部隊を描いているけれど、主人公は被害者、犯人、そして捜査側も含めた全ての「人間たち」だ。
登場人物たちの人間臭さが、たまらなくこのノンフィクションを魅力的なものにしていると思う。
世にはいわゆる警察本はあふれているが、いずれも内容的には薄っぺらく、ステロタイプなものばかり。
その点、この本はまったく違う。重いけど、面白い。感動する。
警察の他の部署、例えば汚職などを捜査する「捜査二課」や、不気味なイメージでばかり描かれている「公安警察」をこの筆者が描いたら、どういうふうな世界が広がるか、とても楽しみだ。
次作を注目している。