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ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)

ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)
By 宮部 みゆき

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  • 発売日: 2006-05-23
  • 版型: 文庫
  • 478 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
広大な異世界、幻界でワタルを待ち受けていたのは何か? 大冒険スタート!
幽霊ビルの扉の向こうに広がる異世界——幻界。そこでワタルを待ち受けていたのは、さまざまな怪物と厳しい自然。仲間とともに困難を克服しながら、ワタルは旅を続ける!

内容(「BOOK」データベースより)
僕は運命を変えてみせる―。剣と魔法と物語の神が君臨する幻界でワタルを待ち受けていたのは、さまざまなモンスターに呪い、厳しい自然、旅人に課せられた数々の障害だった。大トカゲのキ・キーマ、ネコ族のミーナらとともに、ワタルは五つの宝玉を獲得しながら幻界の旅をつづける。先をゆくライバル、ミツルの行方は?ワタルの肩にかかる幻界の未来は?胸躍る場面が次々展開する和製ファンタジーの金字塔!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宮部 みゆき
1960年、東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞、92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を、99年には『理由』で直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

映画から入りました。4
本作ではワタルが現世から旅立った後の幻界での冒険が描かれています。
映画では詳しく描かれなかったワタルとその仲間との友情、
幻界の世界観、幻界と現世の関係が深く掘り下げてあり、
且つ、「ハルネラ」・南と北・種族間差別・真実の鏡など
映画には登場しなかった要素が書き込まれているため、
ワタルの行動の背景・理由が納得できました。
映画よりもシリアス度も高く、ファンタジー的な要素にアレルギーさえなければ、
大人が呼んでも十分に手応えのある作品だと思います。

個人的には本作を呼んだおかげで、映画では人の良い妖怪くらいにしか
印象の無かったキ・キーマがすごく好きになりました。いいやつだ〜。

大人の為のファンタジー5
宮部さん自身RPGの攻略本収集がご趣味ということで、幻界の世界観はすばらしく、素直に入り込めました。細かすぎる設定もありましたが、RPGをプレイした事がない方、ファンタジー初心者でも楽しめると思います。しかし、RPGが心底好きな方や、『ロードオブザリング』のようなファンタジーじゃないものは邪道!と言う方、年令の若い方には受け入れられないかも知れません。。

オトナにおすすめの本5
主人公は11歳の子供だからといって侮るなかれっ!さすが宮部さん!大人が読んでも充分に考えさせられる内容です。現在の家庭の在り方、人種差別、また世の中に対しての理不尽に対しての憤りなど・・・。色々自分を見つめ直した本でした。全部が見所なんですが特に、この中巻では最後の方のバクサン博士が亘に対して言った「あなたの心のなかにもこの幻界にある理不尽が存在するんだ。幻界の有り様はただそれを映しているだけなのだ」という言葉です。改めて「人間」という存在について気付かされ、また自分自身を見なおすきっかけになりました。亘もそうじゃないかと思います。個人的には映画より先に本を読んでほしいと思います。