ピエドラ川のほとりで私は泣いた (角川文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #9897 / 本
- 発売日: 2000-06
- 版型: 文庫
- 238 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
スペインの小さな田舎町で教鞭を執る29歳の女性ピラールは、12年ぶりに再会した幼なじみの男性から愛を告白される。病を治す力をもつ修道士の彼は、彼女に自分と一緒に来てほしいという。今の暮らしを捨てる決心がつかずに悩むピラールだったが、彼との旅を通して、真実の愛と神の力を再発見していく…。危険を冒すことを恐れていては、人生は何も変わらない。人の一生を左右する“魔法の瞬間”を見逃さないようにして正しい道を選べば、誰の人生も幸福へと辿りつくことを教えてくれる『愛の癒し』を描いた世界的ベストセラー。
内容(「MARC」データベースより)
私たちが、勇気を持って愛を探し求めれば、愛は自ら姿を現し、私たちはもっとたくさんの愛を自分に引き寄せることになる。臆病だった29歳の主人公の愛の扉を開けた恋人。すべてをゆだねることの大切さを描く。
カスタマーレビュー
最後までいい・・
皆さんのレビューを参考にして購入しました。最後は涙が止まらず、自分が今まで忘れていた感情を衝かれたような感覚になりました。自分にとって人を愛するという事は今まで一体なんだったのだろう?と思いました。それほどこの小説には不思議な力がありました。魂を揺さぶられるという言葉がありますが、そのように形容してもいい一冊の本ではないでしょうか?
愛とはどのようなものであるか・・という事を一人の女性の心の変化を通して激しくそして深く書かれた作品だと思います。愛を知っているつもりの人が読むと新たな感動があるのではないでしょうか?
誰かを愛しそこに存在する不安や恐怖。そしてその気持ちと直面したとき誰もが思う気持ちなどを上手く表現していると思います。その不安を脇へおいやり、その先に待ち受けているものを受け入れていく勇気の大切さなど、色々なことを学んだような気がします。
私は今好きな人がいて、ずっと告白しようかどうしようか迷っていましたが勇気を持って行動しようと思いました。そのような気持ちにさせてくれた大切な本です。
手放す愛
ピラールが「愛する者」を手放す決心をしたときに、彼女の愛は最も美しく輝きました。
手放なす「自由」は、彼女が「愛」を再発見したときに得たものです。
幼なじみはピラールを愛し続け、彼女に自由と愛を教えましたが・・・
その愛はまた「幼なじみ」が彼女に与えた「最も尊い自己犠牲」でもありました。
彼は「神から与えられた癒しの能力」を神に返し、彼女と普通の人間として暮らすことを決意します。
時代も人も「神の意思と彼の能力」を決して理解しないし、彼が先駆者達と同じ命運を辿ることは明白でしたから。
ピラールは彼の「働き」に共に従うことを願いますが、彼女にはその危険の大きさを理解できずにいました。
彼女が理解したのは「彼が神の恵みと自らの人生」を神に返したこと、その犠牲の大きさでした。
愛する故にピラールもまた彼への愛を放棄し、彼の人生を彼自身に返すことにします。
それが彼女の愛の実現であり、人の愛を超えて共に神の恵みを分かち合うことになるのでした。
読後はもちろんピラールの喪失、痛みを思って涙しました。
しかし、人としての幸せは何ものにも変えがたく素晴らしいですが、
もしももしも、神と人の両方に使えることが彼の真の望みなら???
愛の本質とはなにか、真剣考えさせられた一冊になりました。
自分を掴みたいときに
はじめて読んだときは実は途中止めにしていた。ある日ふとページをめくってみた。それからは何回も手にとるようになった。心の水面が穏やかでないと読めない作品でもあり、心が波立っている日に静めてくれる作品でもある。どちらにしても「落ち着いて読書」するようになるので思考が冷静になり、作者の世界観を借りて自分がもう一度見つかるような作品です。





