狗神 (角川文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #242005 / 本
- 発売日: 1996-12
- 版型: 文庫
- 320 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
美希の一族は村民から「狗神筋」と忌み嫌われながらも、平穏な日々が続くはずだった。一陣の風の様に現れた青年・晃が現れなければ…。そして血の悲劇が始まり、村民を漆黒の闇と悪夢が襲う。
内容(「BOOK」データベースより)
過去の辛い思い出に縛られた美希は、四十路の今日まで恋も人生も諦め、高知の山里で和紙を漉く日々を送ってきた。そして美希の一族は村人から「狗神筋」と忌み嫌われながらも、平穏な日々が続いてゆくはずだった。そんな時、一陣の風の様に現れた青年・晃。互いの心の中に同じ孤独を見出し惹かれ合った二人が結ばれた時、「血」の悲劇が幕をあける!不気味な胎動を始める狗神。村人を襲う漆黒の闇と悪夢。土佐の犬神伝承をもとに、人々の心の深淵に忍び込む恐怖を嫋やかな筆致で描き切った傑作伝奇小説。
カスタマーレビュー
伝鬼ロマン小説の傑作
高知の山里で暮らす41才の坊之宮美希が主人公。彼女の一族は「狗神筋」と忌み嫌われながらも普段は平穏な暮らしをしているし、美希に想いを寄せる男もいる。その山里に25才の教師が赴任してくるが、それは単なる偶然でなかった。
「狗神筋」としての抗しがたい運命。美希がそれから逃れることはできないのか? 運命に翻弄される美希の、土俗的雰囲気の中での描き方が見事で、ストーリー的にもよく練られた作品です。
ええ!びっくり
本当にこの本を書いたのは、「死国」を書いた板東さんなのでしょうか?この本の感想を書きます。 1 設定に無理があるため登場人物(特に主人公)に感情移入できない。 2 田舎のどろどろしたところ(横溝風)を出したかったのだろうが、奥行きが全然感じられない。
3 ストーリー展開が、見え見え。半分読み進めたあたりからすべて見えてしまった。 死国を読んで期待していただけに、痛かった。以上。
坂東真砂子さん読んでいない方へ
坂東真砂子さん独特の世界が十分に味わえる一冊です。読んでいくにしたがい、深く入り込んで行かせるところは感心してしまいます。文章の上手さ、読みやすさ、さすがです。山間部の閉鎖された集落に伝わる、狗神という先祖に受けつがれ逃れられること無い、なんとも哀しく切ない物語。ハッピーエンドではありませんが、そうなってもしょうがないか、と思わせられてしまいます。それも坂東真砂子さんの力量なせる技なのでしょう。



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