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ジュリエットの悲鳴 (角川文庫)

ジュリエットの悲鳴 (角川文庫)
By 有栖川 有栖

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  • 発売日: 2001-08
  • 版型: 文庫
  • 282 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
新本格ミステリの旗手、有栖川有栖の短編、ショートショート12作品を集め

人気絶頂のロックシンガーの一曲に、女性の悲鳴が混じっているという不気味な噂が…・。その悲鳴には切ない恋の物語が隠されていた。表題作の他、日常の周辺に潜む暗闇、人間の危うさを描く名作を所収。

内容(「BOOK」データベースより)
スタンダードなアリバイ・トリックからギャグ・ミステリまで、バラエティに富んだ短編とショートショート十二作品を収録し、有栖川有栖の魅力の全貌を伝える傑作ミステリ集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
有栖川 有栖
1959年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒。大学在学中は推理小説研究会に所属。書店勤務の傍ら89年『月光ゲーム』で衝撃のデビュー。その後、作家専業となり、現在では新本格ミステリの中核として幅広い創作活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

異色です5
装丁、出している出版社、共に他の有栖川作品に比べると少し異色。短編ばかりのせいか、シニカルさやコワさが目立つ。短編いくつかごとに「Intermission」としてショートショートがはさまっている。どれも面白くて、見逃さなくてよかったと思った。まだこれを読んでいない有栖川ファンには絶対お勧め。

個人的には、推理小説の巨匠たちへのオマージュか?クスリと笑えるしかけが一杯の「登竜門が多すぎる」が一番印象に残っている。

いろいろな有栖川氏4
1冊で何度もおいしい・・・。そんな短編集。
テーマをしぽっての連作短編集もいいけれど、この本のように、様々な様式で書かれているものも、著者のあらゆる面が見られて楽しいと思う。
改めて、有栖川氏の才能を感じた1冊だった。
1番気に入ったのは、「パテオ」という作品。「幸運の女神」「登竜門が多すぎる」もなかなか・・・。

しゃれた短篇4
 1998年に実業之日本社から出た単行本の文庫化。
 1990-98年に執筆されたノン・シリーズの短篇12篇を収めている。ミステリというより、もっと自由な発想から書かれた作品が多く、なかなかの面白さだった。アイディアひとつでつくられたものばかりなのだが、どれも光っている。たまにこういう秀作を見せつけられると、有栖川氏を再評価したくなる。
 秀逸だったのは「幸運の女神」。アメリカって、こんな国だよなと思わされる。