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一千年の陰謀―平将門の呪縛 (角川文庫)

一千年の陰謀―平将門の呪縛 (角川文庫)
By 井沢 元彦

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  • Amazon.co.jp ランキング: #371990 / 本
  • 発売日: 2002-05
  • 版型: 文庫
  • 637 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
将門の神宝を巡る一千年の攻防を描く伝奇サスペンス!

将門の血を引く男は、将門の娘・瀧夜叉姫のお告げに導かれ三種の神宝を探す。神宝を巡る争いは、国内の権力争いから諸外国の陰謀へと発展していくのだった。圧倒的スケールの伝奇サスペンス!

内容(「BOOK」データベースより)
平将門が護持していた三種の神宝を現世で狙うものたちがいる。守るのだ―将門の血をひく大学生・竜野は、夢の中で将門の娘・瀧夜叉姫のお告げを聞く。伝説の宝を求めて東奔西走する竜野だが、行く先々で謎の集団からの妨害を受けることに。同じころ、北陸の原子力発電所がアジア小国のテロリストに占拠される事件が発生。日本最大の危機に対処を迫られ揺れる内閣、パニックに陥る国民…。そんな状況の中で、竜野は瀧夜叉姫から新たな使命を課せられ―。将門の神宝を巡る千年の攻防!圧倒的スケールで放つ異色伝奇サスペンス。

内容(「MARC」データベースより)
平将門が護持した神宝を現世で狙う者の手から守れ! 将門の血をひく大学生・竜野は、夢で滝夜叉姫のお告げを受け神宝を手に入れる。その時、その力を試す危機が日本を襲い…。将門の神宝を巡る千年の攻防を描いたサスペンス。


カスタマーレビュー

後半息切れ、でも、そこまで読むのをやめられず。4
平将門の神器をめぐる国際的な陰謀に巻き込まれた、主人公が、神器を武器に、陰謀に立ち向かう話。

前半は、神器をめぐり、いろいろな組織、人が入り乱れます。誰が見方で、誰が敵なんだ?
スピード感もあり、謎も深まり、ちょっと読むのを止められなくなります。

後半の陰謀との戦いは、ボリュームもあって、ちょっと一息入れながら読めます。

中国最強の呪術師、なぜか塚原ト伝、源為朝、三国志の英雄など出てきて、大暴れです。
平将門自体は、実は、ほとんど出演しません。

おどろおどろしいシーンはないですし、エログロも、頭を抱えるようなややっこしい人間関係もないです。読みやすいです。

映画化したら面白そうな作品だが3
 平将門が残した神宝をめぐって、日本や海外の闇勢力と将門の血をひく大学生が正義の為に戦う作品。

 普段の井沢氏の作品にあるような、ストーリーは強引だが歴史の知識を深めるという作品ではない。

 題材は誰でもよかったのでは?

 でも内容は結構スリリングで面白い。映画の題材に向きそうな作品。

 暇つぶしにはなります。

思い余って言葉足らず2
作者の「逆説の日本史」シリーズは面白く読めますが、その面白さが決して小説書きとしての面白さにつながらない難しさがこの本から感じられます。

作者の将門という日本史上類を見ない人物への思い入れは十分感じられるのですが、まずキャラが立っていない。主人公が普通の青年から超能力戦士まがいに成長していく過程に読者としてぜんぜん引き込まれない。ヒロインの存在感は薄っぺら。悪役もなぜかとってつけたような張り子のような存在で、物語としての魅力が決定的に欠けています。この材料をうまく使えば馬琴の「八犬伝」のような伝奇物語に仕立て上げられそうなものですが、結果として映画制作の為に書き散らしたシノプシスを読んだみたいな読後感です。

意地悪な見方をすれば、作者の執筆者の才能はとしては、かつての記者としてのそれからあまり成長していないのではないかと思います。「日本史」シリーズをはじめ、ルポ調で書いた作品は十分面白いのですから、そちらのほうに専念したほうがいいのではないかと思いますが、まだまだ書き手として成長を期待できるお年ですので、次回作における成長と精進を期待します。