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謀将 直江兼続〈下〉 (角川文庫)

謀将 直江兼続〈下〉 (角川文庫)
By 南原 幹雄

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  • 発売日: 1997-02
  • 版型: 文庫
  • 423 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
関ヶ原の合戦より十一年が経った。上杉景勝の執政・直江兼続は徳川家覆滅の時をひそかに待ち続けていた。この年、家康は七十歳。幕府の基礎を着実に固め、宿願であった秀頼の伺候も果たした。だが直江は家康にも徐々に老衰が忍び寄っているのを見逃さなかった。その折も折、太閤遺臣の大物が相ついで急死した。自分の余命に焦りをおぼえた家康の陰謀か?豊臣家の存続もあやうい!だが今動くことはできない。十数年来あたためてきた未曽有の密計を達成するためには―。不世出の名参謀を描く雄渾の大型歴史小説。


カスタマーレビュー

男の生き様5
直江兼続とは戦国武将 上杉景勝の臣で、その智勇兼備の才を豊臣秀吉にも愛され米沢30万石を賜った、上杉家の名宰相として有名な人物です。

この直江兼続が、凛々しく颯爽としている中にも、どこか哀しさをにじませていて(これはその後の歴史を知っているからそう感じるのかもしれませんが)カッコいい。秀吉の死後、徳川家が天下を取るだろうと予見していながらあえて戦を挑み、上杉家が120万石から30万石に国替えになっても、徳川打倒を忘れずに兵を鍛え国を富ませるために力を尽くす。男として武将としての意地と美意識に、男ながらもホレボレしてしまいます。
歴史小説のおもしろさがいっぱいつまった作品です。

関ヶ原以後の直江兼続像5
関ヶ原以降の直江兼続の姿を描いた異色の傑作小説。米沢に減封させられた兼続が、家康との再戦を
目指して生きてゆく姿にはワクワクさせられる。まるで藤沢周平氏の傑作「密謀」の続編の様で、
数少ない兼続小説の傑作。