海嶺〈下〉 (角川文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #198106 / 本
- 発売日: 1986-11
- 版型: 文庫
- 356 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
岩松改め岩吉、久吉、音吉の三人はイギリスの商社ハドソン湾会社の厚意によりロンドンを経て日本への帰途についた。が、その道は険しく幾多の困難と何年にもわたる長い時間の集積でもあった。はやる気持に水をかける遠まわりとも思える航跡。日本で固く禁じられているキリスト教との出会い。そしてついに、五年ぶりに故国を目の前にするが、その日本の仕打ちは…。歴史の歯車が大きく動き始めた十九世紀前半の世界を背景に、人間の真実の姿は何かを問う時代巨編、ついに完結!
カスタマーレビュー
最初は面白かったけど…
この小説は最初は面白かったけど、後になるほど、キリスト教が前面に出てきて、いまいちだと思った。著者がクリスチャンだからなのかもしれないが、「こんなに素晴らしいキリスト教を禁じていた江戸幕府の非人間性」というような視点が押し付けがましく感じられた。著者がクリスチャンであるならばこそ、なぜ、本来宗教に寛容であった日本がキリスト教にのみ厳しい態度をとったのかを反省する視点が必要だったのではないか。キリスト教の神父たちが世界各国で白人の侵略の橋頭ホになっていた事実を直視する視点が絶対的に欠けていると思われた。





