汚れた英雄 (第4巻) (角川文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #353851 / 本
- 発売日: 1979-08
- 版型: 文庫
- 438 ページ
カスタマーレビュー
大藪作品御三家の風格充分
貧困の幼年期、そして強靭な肉体、運動神経でカミソリの刃にたとえられる二輪レーサー、そして4輪レーサーでも好成績を上げるレーサーとなる姿が描かれている。完結篇ではレースの本場ヨーロッパでの活躍が中心に語られ、最後にルマンで土に還るまで、レース以外のヨーロッパ社交界での振る舞いもわかりやすく描かれている。最終章ではいままでの自分を思い起こすシーンがあるが「自分がレースで活躍した昭和30年代はマシンも日々進歩し、レーサーの腕も進歩してきた。自分もよくもまあ今まで生き残ったこれた。そろそろ次シーズンあたりが引退する潮時かもしれない」と主人公北野にはめずらしい、控えめな心情が見える。大藪氏はあとがきで、主人公にモデルはいない、と述べているが、小説にも登場する兄貴分のレーサー伊藤史朗がそうである、という筋もいる。いずれにしても奥深い作品となっている。
当時の国内レース界、レーサー(ライダー・ドライバー・マシン)を知るにはお勧めの一級品である。
初めて身震いした小説です
2年前に、会社に置いてあった社長の本を覗き、女ながらに「いいなぁ~」と思い全巻を初めて揃えて買った小説です!
車が元々好きで、甘~いものよりピリッとした作品が好きなのですが、きっとこれはまさに「男の美学」なんだろうなぁ。と思わせてくれます。
女の私では、晶夫のような男性に巡り合えたら生涯上を向いて生きる強さを与えてくれるんだろうと感じました。
女でも良いと思えるはハードボイルド!良いです♪



