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歴史物語 朝鮮半島 (朝日選書)

歴史物語 朝鮮半島 (朝日選書)
By 姜 在彦

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  • Amazon.co.jp ランキング: #68837 / 本
  • 発売日: 2006-09
  • 版型: 単行本
  • 294 ページ

エディターレビュー

出版社 / 著者からの内容紹介
中国王朝の変遷、北方民族の移動、豊臣秀吉の侵略と動乱に巻き込まれながらもハングルや言語など独自の文化を保持してきた朝鮮。日本との交流や争い、中国の影響と圧力、東アジアの歴史の中で朝鮮半島がたどった、建国神話から韓国併合までを描く通史決定版。半島の朝鮮と島国日本、アジアの二国の違いも見えてくる。

内容(「BOOK」データベースより)
3つの建国神話から、古朝鮮の形成、新羅の国土統一、高麗王朝の中央集権的支配、モンゴル帝国の南進、豊臣秀吉の侵略、中国冊封下で爛熟する両班(ヤンバン)支配、開国のウェスタン・インパクト、日韓併合と抵抗まで。周辺の動乱に巻き込まれながらも、ハングルなど独自の文化を保持してきた国。ユーラシア大陸の東端に突き出たこの地に、いかにして歴史が編まれたのか。2000年におよぶ歴史をひもとき、王朝交替のドラマや支配制度の理念、それがやがてはらむ矛盾を見る。地続きに接する中国の影響と圧力をどのように受け止め、海を隔てた日本とはどんな交流と争いがあったのか。半島の朝鮮と島国日本、アジアの二国の違いも見えてくる。

内容(「MARC」データベースより)
東アジアの中で島国日本との違いも交えて描く、第一人者による朝鮮半島通史。神話時代から日韓併合と抵抗まで、2000年におよぶ歴史をひもとき、王朝交替のドラマや支配制度の理念、それがはらむ矛盾を見る。


カスタマーレビュー

朝鮮半島の歴史の入門書5
朝鮮半島の歴史について一貫してかかれれた書籍はそれほど多くない。
どうしても、それぞれの王朝や、時代、もしくは特定のジャンルについてこだわる傾向の書籍が多いのだ。本書はそういったこだわりを捨てて、朝鮮半島丸ごとについて、簡潔にわかりやすく解説されている。

今までさまざまな朝鮮関連の書籍を読んでも理解できなかった、各時代における中国、日本、その他西洋社会との関係について、非常にわかりやすくまとまっており、やっと大まかな概要が理解できた。

よい本だと思います。

簡潔で読みやすい本。初心者にも中級(?)者にもOKでは5
 著者は、古い「在日」の歴史家で有名な人である。しかし、最新本は「新しい」。

 読みやすく、手ごろ感がいい。イデオロギー「ゼロ」の「まっさら本」であることも、読む側に「身構え」を持たせなくていい。

 初心者にもお勧めだろうし、何冊か「その手の本」は読んだけど、何だか頭の中でまとまっていないぞ、なんて人なんかにも「整理本」としてもいいかもしれない。

 また「興味なんてないぞ」と思いつつも「半島」の歴史ぐらい「さらっと」知っておきたい人にもお勧めである。「さらっと」読めるでしょうから。

朝鮮半島の歴史を大づかみ出来る好著4
本書には、特に李氏朝鮮時代について、興味深い話がたくさん出てくる。

中国で、朱子学を奉じない清王朝が中国を統一したとき、朱子学派の王朝=明の後継者を自認して、清を攻めようとしたとか、
国王の母が亡くなったとき、国王の服喪期間を1年にするか3年にするかにつき、お互いに古の文献を引用しながら言い争い、ついには別派閥になってしまったとか、
仏教が厳しく弾圧され、僧侶が賤民扱いされていたとか(高麗時代に仏教が保護されていたことの反動らしい)、

朝鮮は、日本の隣国ではあるけれど、日本とは全く異なる歴史を歩んできたのだなあと感じさせる。

朝鮮半島の歴史は、隣国の歴史でありながら、意外と知られていない。
にもかかわらず、朝鮮半島の通史を取り扱った本は多くない。
その意味で、本書は、貴重な存在である。