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風流武辺

風流武辺
By 津本 陽

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  • Amazon.co.jp ランキング: #659151 / 本
  • 発売日: 1999-05
  • 版型: 単行本
  • 463 ページ

エディターレビュー

日経ビジネス
戦国を柔軟に生きた武人の生涯
戦国時代の茶人として名高い上田宗箇。本書は著者が「週刊朝日」誌上で1998年1月から約1年間連載したものに加筆して、宗箇の生涯を描き出した歴史小説だ。

上田宗箇は、実は織田信長の重臣だった丹羽長秀の家来として武名を轟かせた人物でもある。本書は織田、豊臣、徳川それぞれの政権下で弱肉強食時代を生き抜いた武人としての宗箇の姿を鮮烈に描き出している。

天性の才覚と忠義心によって、戦の舞台で頭角を現した宗箇ではあるが、心のうちでは生きることをはかなみ、戦場と化した世に無常観を募らせていた。その結果、俗世とは一線を画する茶道の世界にひかれ、千利休や古田織部などの茶人と交流を深めていく。

豊臣方の武将として関ケ原の戦いに参戦しながらも生き永らえることができたのは、敵将徳川秀忠と茶の交流を持っていたからであった。また、宗箇が実践した茶道の作法、今日も高く評価されている彼の茶器や庭づくりについても詳しく描かれている。

所領1万石という、言わば中小企業の経営者に近い存在であった宗箇。常に合戦の矢面に立ちながら心豊かに生きた姿からは学ぶべき教訓が多い。


(日経ビジネス1999/6/14号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)
本能寺、関ヶ原、大坂の陣…修羅のちまたを、上田宗箇はいかにして駆け抜けたのか…弱肉強食の戦国動乱期に、丹羽長秀、豊臣秀吉に仕え、徳川家康をも恐れさせた武将・上田宗箇。茶の湯を極め、戦に明け暮れたその鬼神のごとき生涯を描く歴史巨篇。

内容(「MARC」データベースより)
弱肉強食の戦国動乱期に、丹羽長秀、豊臣秀吉に仕え、徳川家康をも恐れさせた武将・上田宗箇。本能寺、関ケ原、大坂の陣…修羅の巷を彼はいかにして駆け抜けたのか。茶の湯を極め、戦に明け暮れたその鬼神のごとき生涯を描く。