極北クレイマー
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #5471 / 本
- 発売日: 2009-04-07
- 版型: 単行本
- 436 ページ
エディターレビュー
内容紹介
『週刊朝日』大好評連載小説の単行本化。現役医師で医療エンターテインメント街道を驀進する著者の最新作。赤字5つ星の極北市民病院に赴任した外科医・今中を数々の難局が待っていた。不衛生でカルテ記載もずさん、研修医・後藤はぐーたらだし、院長と事務長は対立している。厚生労働省からの派遣女医・姫宮は活躍するが、良心的な産婦人科医はついに医療事故で逮捕された。日本全国各地で起きている地域医療の破綻を救えるのは誰か?
内容(「BOOK」データベースより)
財政破綻にあえぐ極北市。赤字5つ星の極北市民病院に、非常勤外科医の今中がやってきた。院長と事務長の対立、不衛生でカルテ管理もずさん、謎めいた医療事故、女性ジャーナリストの野心、病院閉鎖の危機…。はたして今中は桃色眼鏡の派遣女医・姫宮と手を組んで、医療崩壊の現場を再生できるのか。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
海堂 尊
1961年生まれ。2006年、第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞、『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)でデビュー。『死因不明社会』(講談社ブルーバックス)で第三回科学ジャーナリスト賞受賞。現在、勤務医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
中途半端ではない。この終わりこそが今なのだから.
現実の問題をベースに地方医療の崩壊と司法の横暴、官僚の無策・無責任を訴えた作品。中途半端という意見が多いが、福島事件がおき無罪が確定したこと、夕張市が破綻して、市民病院再生のプロを送り込んだが失敗したことは周知の事実なので、わざわざ付け加える必要はないと思います.今回はAIには全く触れず、医療崩壊という問題にしぼって、その実情をうったえたいという作者の切実な思いが、独特のユーモアのある文体で.綴られています.最後の世良医師に言葉は作者の希望なのでしょう。医療関係者として、日々、この惨状を訴えようとしてもせいぜいネットに愚痴をこぼすことしかできないものが多い中で、多くの人々にメッセージを発信し続ける海堂氏の姿勢に頭の下がる思いです。
日本人のモラル
実際にモデルの病院があると知り愕然とした。
患者の未収金が2億円もあるなんて、
病院では医療費は支払わなければ帰宅できないのでは?
どうやってそんなことができるのか?
今まで「謙虚でおとなしい」と称賛されていた日本人の真の姿は、
医療現場では個々に主張し自分の内を守る、
これらのクレーマーなのかもしれない。
著者は医療サスペンスのスタイルを取りながらも、
実は崩壊した日本人のモラルを取り戻すことを提言しているのかもしれない。
海堂ワールド炸裂
同じ登場人物が出て来るので一冊をよみながら他の本も読み返すという何度でも楽しめる作りになっております。この本も。医療制度の批判はどなたかもおっしゃっておりましたがまだまだ甘い。現場はもっともっと疲れきっております。独りよがりな官僚政治家の愚策のおかげで。





