健康不安社会を生きる (岩波新書)
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商品の詳細
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- 発売日: 2009-10-21
- 版型: 新書
- 184 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
誰もが抱える健康不安を背景に、「健康ブーム」を衰えを見せない。ことに、手間暇を掛けずに健康効果、痩身効果が望める―とうたう手法を求める風潮が強い。効率化を求め、慌ただしく動く現代社会の影を映す鏡ではないだろうか。識者へのインタビューを通し、ブームの底にあるものを見裾え、「健康とは何か」を問い直す。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
飯島 裕一
信濃毎日新聞編集委員。日本科学技術ジャーナリスト会議理事。1948年長野県上田市生まれ。北海道大学水産学部卒業。信濃毎日新聞社入社後、報道部、整理部、文化部を経て、1994年から現職。専門は、医学・医療・健康問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
本書を通じて共通しているのは、どのような食物もほどほどに、無理をせずに自然体として摂取することが大切だということであろうか。
本書は、信濃毎日新聞に連載した多くの識者への取材記事をまとめ直したものであるが、咋今の行き過ぎとも思える健康ブームに警鐘を鳴らした本に仕上がっている。
本書の冒頭に、WHOの「健康」の定義として「異常がない状態」とされており、ここに現代の健康至上主義の根本があるという。
医療費削減のために導入されたメタボ検診も、政府が決めた根拠のない腹囲を基準にすることにより健康不安ブームをあおっているばかりか、むしろ医療費の増加につながりかねないとしている。
また、納豆ダイエットに見られるような過度な健康情報だけはもちろん、自然天然植物性なものは良くて人工動物性は良くないという風潮も「フードファディズム」として指摘しているのは興味深い。確かに、自然天然なものでも害のあるものはあるのは事実である。
本書を通じて、多くの識者に共通しているのは、どのような食物もほどほどに、無理をせずに自然体として摂取することが大切だということであろうか。




