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オバマは何を変えるか (岩波新書)

オバマは何を変えるか (岩波新書)
By 砂田 一郎

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  • 発売日: 2009-10-21
  • 版型: 新書
  • 223 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
チェンジがアメリカに到来した―当選直後の勝利演説で、こう語ったバラク・オバマ。彼は、直面する数々の危機や困難をどう認識し、どのように対処しようとしているのか。そのことによって、アメリカの政治・経済・社会・外交をいかなる方向へ導こうとしているのか。政権発足からの軌跡をたどり、「変革」の意味と可能性を考える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
砂田 一郎
1937年神戸生まれ。1960年早稲田大学政治経済学部卒業。毎日新聞社を経て1973年カリフォルニア大学(バークレイ)政治大学院修了。東海大学教授、学習院大学教授を歴任。専攻はアメリカ政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

オバマ政権200日の「初期評価」4
本書は、アメリカ政治の大家が就任200日の時点でのオバマ施政をイシューごとに「初期評価」することを試みたものである。第一章「動き出したオバマの変革」でオバマ政権成立までの軌跡をさらっと整理しつつ、続く第二章「経済危機から変革へ」ではブッシュ政権から引き継いだ経済危機への対処、第三章「世界との関係を変える」では外交・対外関係を、第四章「アメリカ社会を変える二つの政策」では医療保険改革と環境エネルギー立法、とこれまでのオバマ政権の主な取り組みを様々な新聞・雑誌・ウェブサイトの情報をふんだんに活用しつつもれなくフォローしている。最後に第五章「民主主義の再生を目指して」では、オバマは単なる政策の革新だけではなく、政治のあり方そのものを変革しようとしていること、だが、そのためにはまだまだ大きな障害が壁となって立ちはだかっており、オバマは苦戦を強いられていること、それでも新しい民主主義の形が徐々に芽生えつつあることなどがさっと紹介されている。

議会政治の過程や政権メンバーの人脈、医療保険改革の問題、そしてオバマの理想と現実主義的な政治などが各所でわかりやすく整理・紹介されており、現代アメリカ政治をフォローするには最適な一冊だといえよう。ある程度はアメリカ政治をフォローしてきた身としても、改めて整理して振り返ることができる便利な一冊。