ドキュメント アメリカの金権政治 (岩波新書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #170320 / 本
- 発売日: 2009-03
- 版型: 新書
- 220 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
オバマでも変えがたいもの。それはアメリカ政界にはびこる金権体質だ。カネの亡者と化したロビイスト、資金集めに血眼の政治家、利得追求が第一の献金者。ワシントンでは、カネこそがものを言う。「われらの政治を見習え」。世界の範を自認する、この国の内実とは?民主主義を蝕むマネー政治の実態を、丹念な現場取材により報告する。
内容(「MARC」データベースより)
オバマでも変えがたいものは、アメリカ政界にはびこる金権体質-。世界の範を自認する、この国の内実とは? 民主主義を蝕むマネー政治の実態を、丹念な現場取材により報告する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
軽部 謙介
1955年東京都生まれ、1979年早稲田大学卒業、時事通信社入社。社会部、福岡支社、那覇支局、経済部、ワシントン特派員、経済部次長、ワシントン支局長などを経て、現在ニューヨーク総局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
ロビイスト、マスメディアのライタ
ロビイストってどんな人だかピンと来ないものがあります。
マスメディアのライタなら、なんとか想像がつきます。
アメリカのある製品の紹介のパーティで、
取引先を集めて開催されたことがあります。
取引先だけでなく、マスメディアのライタが集まって、
なにか言いたい放題だったことがあります。
ひょっとしたら、ロビイストって、こんな感じの人たちなのかなという憶測ができました。
ロビイストって、本当はマスメディアのライタだったり、関連分野のコンサルだったりするのかもしれません。
当事者の方々の意見、資料などがもっとあるとわかりやすいかもしれません。
書かれていることを現実のものとして受け止めるためには、両方の面から書いた方ものを読むとよいのではと感じました。
どちらにも書かれていないことに気がつくかもしれません。
思い込みに一撃、
日本の汚職とか政治と金の話が出るたびに
「アメリカでは〜」といういんちきくさい識者のコメントが出る。
アメリカの英文メディアを見れば、そんなきれいごとでないことはわかるのだが。
本書は、そうしたアメリカの政治の現実、ロビイストの姿が垣間見れて、興味深い。
決して思い込みではなく、
著者の見聞する範囲を淡々と記した記者らしい記述には好感。
前著も読んだが、かなり優秀な記者と推察する。
ただ、著者もわかって省略したと思うのだが、それを監視するメディア、
また市民社会の監視というのも、アメリカには応分にあるように思う。
また日本人記者だから、そうした草の根の声もたどれなかったのだろうか。
アメリカ政治の、裏ではなく、実際の良質の部分も伝えてほしかった
政治とカネ、それに振り回される人々の諸相―
時事通信社の記者であり、
日米の通商交渉などに関する著作がある著者の最新作は
アメリカにおける政治献金と、それにまつわる人々の姿を追った渾身のドキュメント。
ロビー活動に携わる人から、それを監視する人
ロビー活動に振り回されてしまった人―と多くの人々への取材を通じ
アメリカの政治献金の問題を多角的に描いており
とても興味深く読むことができました。
また、文章が平易なうえ、理解を助ける図も適宜、掲載されているなど
読む人のことを考えた新聞記者らしい著作であると感じました。
ただその反面、政治倫理や献金に関する制度や法律に関する記述が、少ないかな?とも感じたのですが、
そこは、あくまで現場を重視するジャーナリストの仕事
ということなのでしょう。
個人的に一番興味深かったのが
ロビー活動について詳細にチェックする市民団体の存在。
政治献金にまつわるさまざまな問題は依然として残るにせよ
ジャーナリズム以外にもチェック機能を持つ団体があり、
一定の成果を挙げていることは、それだけでうらやましくなる話です。
某党の党首や某大臣だけでなく、前大統領とそのご婦人などなど
政治献金にまつわる問題が後を絶たない中
問題がどこにあるのか、それにどう対処するべきか
個々人が考えるきっかけとして読んでいただければと思います☆☆





