北朝鮮は、いま (岩波新書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #118854 / 本
- 発売日: 2007-12
- 版型: 新書
- 226 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
金正日体制の北朝鮮をどう見るか。核開発、後継者、食糧難、そして市場化の模索…。韓国の専門研究者らが、豊富な情報をもとに、この「政治過剰」の国の現状と今後を包括的に、冷静な目で考察する。南北関係のゆくえ、経済改革の明暗から犯罪の変貌、若者らの新しい価値観まで、「未来志向」の立場でリアルに伝える貴重な一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石坂 浩一
1958年生まれ。現在、立教大学経済学部准教授。専攻=韓国社会論、日韓・日朝関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
韓国の専門家だけがなし得る冷静で綿密な分析
韓国の「北朝鮮研究学会」とインターネット新聞『プレシアン』との共同連載企画「2006年、北朝鮮はどこへ」から生まれたのが本書だとのこと。
序章にある『プレシアン』編集部の指摘、「米国の朝鮮半島研究は『外交交渉戦術』に重点を置いているため、北朝鮮の内部的変化を十分に説明するものにはなかなか出会えない」という言葉にあるとおり、最近の韓国政府・民間に収集・蓄積された豊富で質の高い北朝鮮関連情報の一端をうかがい知ることができる。このような韓国の北朝鮮情報の水準と分析能力を一気に引き上げたのが、南北関係の改善と民間レベルの交流・協力の拡大だとも指摘されている。
しかし、「アメリカ、日本で出版されている主観的で根拠もない北朝鮮関連書籍は、もはや韓国では何の影響力もなくなっている」と言われると、時代の変化に驚かされる。
とにかく「北朝鮮は変わりつつある」のであり、それを無視した固定的な見方や感情的な対応が、日本の手詰まり感を生んでいるのかもしれない。
政治家でも学者でもない一般の読者にとっては、「謎の国」、「不気味な国」、「何をしでかすかわからない国」という印象ではとても包みきれない、今の北朝鮮の生の動きから、金正日やその取巻き連中とは全く違う、北朝鮮の人々のダイナミックな生きざまが見えてくる。そこには、大きな苦しみ、悲しみがあると同時に、一筋縄ではいかないしたたかな人間性も現われている。





