スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #64636 / 本
- 発売日: 2006-04
- 版型: 新書
- 207 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
IT革命の進行の下で、いま暮らしと仕事のあらゆる領域でスピードや効率を求める勢いが加速している。だが、他方でその潮流への根本的な懐疑も確実に拡がっていよう。「秒」に追われるニュースキャスターならではの痛切な問題意識に立って、「スロー」に生きることの意味と可能性を全国各地の食生活・教育・旅などの実例から考える。
内容(「MARC」データベースより)
IT革命下で加速するスピード志向を根本から問い直そう。「秒」に追われるニュース・キャスターならではの痛切な問題意識に立って、「スロー」に生きることの意味と可能性を食生活・教育・旅などの具体例から考える。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
筑紫 哲也
1935年大分県に生まれる。1959年早稲田大学政治経済学部卒業、朝日新聞社入社。政治部記者、ワシントン特派員、「朝日ジャーナル」編集長、編集委員などを歴任し、1989年退社。現在、TBSテレビ系「筑紫哲也NEWS23」キャスター、ジャーナリスト、NPO「スローライフ・ジャパン」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
道草をしなくなった日本人
「スローライフ」、「IT技術の発展」、「マクドナルド」、「心の病」これらは本書の中で取り上げられているキーワードである。もちろんスローライフと密接なかかわりをもつ。
IT技術の発展により、我われは「ドックイヤー」(つまりかつての7年が1年に匹敵する)とよばれる時代を生きるようになった。筆者は「ITで人は幸せになれるのだろうか」という問いかけをしている。また、マクドナルドに代表されるファーストフードの氾濫、さらに荒れた食生活が身体だけでなく、我われの脳や心にも大きく影響を与えようとしている。
そうした中で、「スローライフ」というものをキーワードにスローに生きることの意味、可能性を全国各地の食生活、教育、旅の実例を交えて考えてみる本だ。
読んでいくと、かなり深く、深刻な現実も目に飛び込んでくる。
例えば沖縄県。平均寿命をみてみると、女性は依然として全国一位。だが男性はなんと26位に転落してしまったらしい。沖縄の食、とくに外食の「非沖縄化」を原因のひとつとして取り上げていた。日本は世界でも長寿の国であるが、これほど老後に不安を抱えたくにも珍しいと指摘する。
これから、スローな生活を送りたいと考えている人にとっては、多少なりともヒントを与えてくれる本ではないだろうか。
なるほどです
いかにも「筑紫」さんの空気流れるエッセイですね。
News23でもイタリアに取材に行き、スローライフのすばらしさを
説いていたのを思い出しました。来年から仕事に出る自分としては
頭の中の片隅に必ずおいておきたい作品です。
「人は何故勝たなければいけないのか」
最後の一言はきましたね。「勝ち」の定義は?という問いはありますが
何故?と問いかけられたことは初めてでした。まだファストライフ?を
経験していませんが、「ふう」と一休憩するときに読みたいですね。
飄逸(ひょういつ)な人生を・・・・
毎晩、深夜のニュース番組で”多事争論”などで知られている著者が、自身の生活スタイルを
客観的な視点で捉えて、親交の深い知人や友人のスローで感性豊かな人生を考察している。
毎晩、深夜のニュースでキャスターを務めているのは見ているものの、実際に著者の考えや視
点に具体的に触れることはなかった。
著者は生まれ故郷である大分県日田市で、次なる世代に残すべきものを、市民の視線となって
一緒に考える市民大学を開設した。地域が活性化する、ひとつのケースモデルの成功例として
紹介されたのは、あまりにも有名である。
飄逸でスローな人生を求めて、独特な感性で綴られた文章は、大いなる説得力と寛容力で読者
を包み込んでくれる充実の一冊である。





